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【武蔵野S】GI馬ノンコノユメか無敗モーニンか 勢いある3歳馬勢に注目

11月14日、東京競馬場では武蔵野S(GIII、ダ1600m)が行われる。

強力な3歳馬勢が顔を揃えたが、注目はやはり交流GI・ジャパンダートダービーを制し世代の頂点に立ったノンコノユメ(牡3、美浦・加藤征)か。デビューからの8戦全てでメンバー最速の上がりをマークしているように、切れ味は一級品。直線の長い東京マイルを【3.0.1.0】と得意にしているのも頷けるところだ。斤量58キロは決して楽な条件ではないが、これを跳ね返して結果を残すようなら大舞台での飛躍も見えてくる。これまでの出走は440キロ台でダート馬としては華奢なタイプだったが、ひと夏を越しかなり成長したようで、ある程度ドッシリとした体つきで戻ってきた。1週前のウッド追いはC.ルメール騎手が跨り、時計自体は平凡だったが動きはスムーズで、なおかつ力強さも十分。馬体の充実ぶりが調教での走りにそのまま出ている印象だ。ビッシリ追われた本数が少なく先を見据えている感もあるが、恥ずかしい競馬にはならないだろう。

モーニン(牡3、栗東・石坂)は未勝利戦、500万下、1000万下、準オープンとデビュー以来ここまで無傷の4連勝中。性能そのものも上位だが豊かなスピードを活かし、いいポジションを取りつつ、じっくり脚を溜めることができるセンスも持ち合わせている。4勝のうち東京マイルで2戦2勝。これが初の重賞挑戦ではあるが、まず勝ち負けに絡んでこよう。東京戦から中2週で再度の東京戦とあって中間の稽古は控えめだが、動きには重苦しさはない。上積みこそ強調できないが、力を出せるデキで安定している。

1年前の未勝利戦が後続に2秒6差の大圧勝。明けて500万下、ヒヤシンスSも快勝とダートで無敗の勢いを誇り、ドバイに遠征して挑んだUAEダービーでは3着に入ってみせた。一時は完全に世代のトップランナーだったゴールデンバローズ(牡3、美浦・堀)だが、帰国してからの2戦が4着、4着と振るわない。攻めは入念で、体もボリュームある姿に見せていたがやはり海外帰りとあって疲れが抜けていなかったようだ。3カ月の休養で立て直されたここで、復権の走りを見せつけるか。中間の時計は平凡だが、序盤にしっかり落ち着けていたのはリフレッシュ効果だろう。まだ絶好時の迫力にはひと息といった感もあるが、張りのある体つきで仕上がりは悪くない。

古馬勢では、2013年のフェブラリーS覇者グレープブランデー(牡7、栗東・安田)が大将格。今年のフェブラリーSでは0秒3差4着、前走のエルムSでは58キロを背負いながらクビ差2着に入っており、力量はいまだ健在といったところだ。今回も58キロを背負うが、GIを勝った舞台だけに上位争いは必至だろう。3カ月ぶりになるが2週前、1週前と栗東坂路で52秒台を連発。あとひと追いで万全のデキに仕上がってくるはず。

タガノトネール(セ5、栗東・鮫島)は、今夏に佐賀のサマーチャンピオンで初重賞勝ち。前走交流GIの南部杯で2着と着実に地力をアップさせている。1200?1400m戦を中心に使われてきた馬だが、前走でマイルにもメドが立った。夏にフル稼働しており上積みは望み薄だが、中間にステッキが入る稽古を消化できたあたり体調は安定しているようだ。一連の勢いはしっかりキープ。

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