おしらせ
【エリザベス女王杯】ヌーヴォレコルト、ラキシスら有力馬最終追い
11月15日、京都競馬場で開催されるエリザベス女王杯(GI、芝2200m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
ヌーヴォレコルトは、岩田騎手を背に美浦ウッドで単走の最終調整を行った。1週前の3頭併せでほぼ仕上がっており、この日は終いの伸びを確認する重点の内容。序盤から前向きさにあふれ、それでいて鞍上の意のまま折り合えており、仕掛けられたラストで1F12秒2(強め)とキッチリ弾けてみせた。輸送を控えながら中間は余念なく攻められており、体調になんの不安も感じられない。大きく上積み、万全の状態だろう。
ラキシスは、栗東ウッドで単走仕上げ。最後まで鞍上の大きなアクションはなく、静に徹した内容だったがリズミカルにギアを上げることができていたあたりは好感が持てる。中間の調整過程は単走、馬なりオンリーに終始しており上積みの大きさこそ強調できないが、一連の好調はしっかり維持できていると見ていい。
クイーンズリングは、A.シュタルケ騎手が跨り栗東坂路で2歳未勝利馬とスパーリングを敢行。懸命に追われる相手を楽にキャッチアップすると、抜群の手応えを保って抜け出し半馬身の先着を果たしている。GIで好走した後だが、反動は少なくいい状態をキープできているようだ。
ルージュバックは、美浦ウッドで5馬身先に行く古馬500万下を追う併せ馬を行った。序盤はゆったり入ってしっかり我慢。機敏にギアを上げて取りつくと、仕掛けられた直線では貫禄の違いを見せ5馬身突き放しての先着フィニッシュを果たしている。札幌記念を回避する一頓挫があり、ぶっつけとなったが文句なしの状態で臨めそうだ。
マリアライトは、1週前にハードな併せ馬を消化しており最終追いは美浦ウッドを流す程度の内容。抜群の行きっぷりを見せ、ラストも自らハミを取って1F12秒9(馬なり)という、数字以上の鋭さで駆け抜けている。気迫面は絶好で馬体の張りも抜群。前走を使われての上積みはかなり大きそうだ。
ノボリディアーナは、栗東坂路で古馬500万下と併せ馬。脚色圧倒で抜き去り、1馬身の先着を果たしている。時計は4F54秒5-1F12秒9(馬なり)。序盤の落ち着きと、仕掛けられての反応の鋭さは前走時以上のものがあった。上昇気配にある。
タッチングスピーチは、3歳1000万下フォンタネットポーと栗東坂路で併せられたが脚色で見劣り、追走差を埋められずの遅れ入線に終わっている。時計は4F52秒2-1F12秒7(一杯)。数字そのものは悪くないが、手応えにはお釣りがなかった。良くて平行線といった雰囲気。
フーラブライドは、栗東ウッドで単走。序盤から飛ばしたが、ラストも鞍上の叱咤に応えて1F12秒8(一杯)でまとめる好内容。2週続けてのハード追いをしっかりこなし、急上昇を果たしたようだ。
スマートレイアーは、1週前の栗東坂路追いで自己ベストを更新する4F49秒6(馬なり)をマーク済みで、これが実質の最終追いだろう。今週は坂路を流す程度となったが、終いの促しには機敏な反応を見せた。順当に上積んでいる。
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