おしらせ
【先週のお別れ】マウントシャスタ、ブレイブトーラスなど
[11月12日抹消]
マウントシャスタ(牡6、栗東・池江)
通算成績
20戦4勝
母クロウキャニオンは現役時は目立った成績は残せなかったものの、1番仔キラウエアが5勝を挙げたのを皮切りに、2番仔で本馬の全兄にもあたるボレアスがGIIIレパードS優勝、4番仔カミノタサハラはGII弥生賞でエピファネイア、コディーノらを撃破。5番仔ベルキャニオンは共同通信杯2着からダービーに駒を進めるなど、非常に仔出しのいい名繁殖牝馬として知られている。
デビュー戦では、のちにGII日経新春杯を勝つカポーティスターを寄せ付けることなく快勝、続く2戦目のアルメリア賞でものちGIIIクイーンSを勝つキャトルフィーユを見事に差し切ってみせた。勢いままに臨んだGIII毎日杯ではヒストリカルの2着に屈したが、これまたのちの天皇賞馬となるスピルバーグには先着。デビュー間もない時分から素質の片鱗を大いに垣間見せていた本馬であったが、この馬の名が最も世間に知られるようになったのは続くGI・NHKマイルCであろう。
岩田騎手を背にレースでは一応の6着入線を果たすものの、最後の直線で内側に斜行し、シゲルスダチの走行を妨害したとして、降着ではなく失格という処分が下された。
ちなみに1991年の降着制度導入以後、GIレースにおいて初めて失格処分を受けた馬ともなった。
その後は、3歳・重賞未勝利の身で臨んだ春のグランプリ宝塚記念で、あわや押し切るかの競馬で5着入線(勝ち馬はオルフェーヴル)を果たすなど気を吐いたが、1年以上の脚部難や鼻出血などの影響などにより、大成することは叶わなかった。
10月4日の阪神11RポートアイランドSで16着シンガリ負けを喫したレースを最後に、残念ながら中央登録を抹消している。
[11月12日抹消]
ブレイブトーラス(牡3、美浦・小野)
通算成績
8戦0勝
母マニックサンデーは2000年のGIIサンスポ賞4歳牝馬特別(現・フローラS)の勝ち馬だが、当時、その手綱を握っていたのが、本馬ブレイブトーラスを管理した小野次郎調教師。
本馬のデビューは2014年の2歳11月の新馬戦。大きな注目を浴びたケースバイケース(ダービー馬ウオッカの仔)と同じレースに出走し、16着。
その後は6カ月の休養を経て、復帰戦となった本年5月の3歳未勝利戦を皮切りにダートを使われ続けたが、6月20日に行なわれた東京3R・3歳未勝利戦の2着が最高着順。9月19日の未勝利戦でも、後方8番手あたりから上がり2位の脚で直線大外から猛然と追い込んで来たものの、逃げ・番手馬がそのまま残ってしまうような馬場と展開の前に4着と敗れ、涙を呑んだ。あの脚を見るに、1つ2つは勝ちあがれた可能性は十分にあったと思えるだけに、母仔ともに携わった小野師も忸怩たる想いであろうが、未勝利脱出の道が断たれ、残念ながら登録抹消となっている。
なお、11月9日?11月15日までの登録抹消は他68頭。
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