【今日の出来事】蛯名騎手が史上3人目となるJRA通算1万9000回騎乗を達成

■11月23日、東京競馬第6R・3歳上500万下でフィラーレ（牡4）に騎乗した蛯名正義騎手（46、美浦・フリー）は武豊騎手、柴田善臣騎手に続く史上3人目、現役3人目のJRA通算1万9000回騎乗を達成した。同騎手は「まだまだ足りない部分があると思っていますし、これからも乗り続けたいと思っています。皆さんに応援していただける良い乗り役になれるよう頑張りたいと思います。今後も応援よろしくお願いします」と、JRAを通じてコメントしている。

■同じく23日、京都競馬第3R・2歳未勝利でローザルージュ（牝2）が1着となり、騎乗していた松若風馬騎手（20、栗東・音無）はJRA通算100勝を達成した。初騎乗となった2014年3月1日から約1年8カ月、1236戦目での達成となり現役では82人目の記録。同騎手は「勝てる馬にも乗せていただいていたのに、結果を残せずに99勝から足踏みしてしまい、今日ようやく勝て100勝することができてよかったと思っています。全然満足はしていませんが、あと1勝の『101勝』すると減量も取れるので、またここからが勝負だと思っています。重賞レースや大きな舞台で戦えるような騎手になりたいと思っています。これからが本当の勝負だと思っていますので、応援よろしくお願いします」と、JRAを通じてコメントしている。

■23日、京都競馬第9R・秋明菊賞でアットザシーサイド（牝2）が1着となり、同馬を管理する浅見秀一調教師（64、栗東）がJRA通算500勝を達成した。管理馬の初出走となった1992年3月8日から約23年8カ月での達成となり現役調教師では24人目の記録。500勝のうち重賞20勝、うちGIは1998年天皇賞・春（メジロブライト）、2003年阪神JF（ヤマニンシュクル）、2006年菊花賞（ソングオブウインド）、2008年桜花賞（レジネッタ）の4勝。同師は「この馬で500勝を達成することができました。ありがとうございます。常にお世話になっている方々に報いるためにも、成績を上げていきたいです。これからは世界に向けて競走馬に加えて、ジョッキーも純然たるJRA出身のジョッキーで、世界の大レースを制することができるように頑張りたいです。世界に目を向けて、日本の競馬の成長を見せることで、少しでも日本の競馬に貢献できるように頑張りたいです」と、JRAを通じてコメントしている。

■同日、京都競馬第12R・3歳上500万下でグランカマラード（牡3）が1着となり、同馬に騎乗していたC.ルメール騎手（36、栗東・フリー）は自身初となるJRA年間100勝を達成した。なお、本年506戦目での100勝達成は、先に達成した福永祐一騎手（604戦目）、戸崎圭太騎手（742戦目）、M.デムーロ騎手（544戦目）を上回るハイペースとなっている。同騎手は「今は京都在住なので、京都競馬場で達成できてとてもうれしいです。今年4月から騎乗し、今日達成できたので、とてもいいパフォーマンスができていると思います。来年はリーディングジョッキーにトライしたいです。GIレースをまだ勝っていないですが、これからチャンスのある馬に乗るので、最後までがんばります。いつも応援ありがとうございます」と、JRAを通じてコメントしている。

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