【京阪杯】ビッグアーサー、ベルカントら有力馬最終追い

11月29日に京都競馬場で開催される京阪杯（GIII、芝1200m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

ビッグアーサーは栗東坂路で単走。終い重点で、ラストはステッキが入る強い負荷を掛けられ4F54秒1-1F12秒2（一杯）をマークしている。前半に行きたがってチグハグな内容となった1週前追いと違い、しっかり後傾のラップを刻めたのは好材料。GI仕上げ（除外でオパールS出走）の反動は少なく、いい意味での平行線と言える。

ベルカントは栗東坂路で単走の追い切りを行い、4F51秒9-1F12秒0（馬なり）の好時計をマーク。軽快な行きっぷりから、スムーズにギアを上げラスト2Fで12秒3-12秒0という快ラップでまとめる上々の内容だった。中間やや動きに鈍さがあったが、1週前でしっかり負荷を掛けられたのが奏功したようで、いい状態に仕上がっている。

エイシンブルズアイは栗東ウッドで併せ馬を行った。H.ボウマン騎手が跨り古馬1000万下を3馬身先に見て進み、ラストは軽快な伸びを披露。1馬身遅れの入線となったが、相手も騎手騎乗で良く走っていたし、それを敢えて追わなかったもの。ラスト1Fは馬なりで12秒1と、自身も良く伸びている。8カ月半ぶりだった前走を快勝した反動はなく、ますます快調といった雰囲気だ。

サドンストームは、国分優騎手が跨り栗東坂路で単走。ラストにしっかり追われ、4F52秒8-1F12秒4（一杯）と上々の切れを披露している。3カ月ぶりでここまでの動きはいまひとつだったが、このひと追いで大きく良化してきそうだ。

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