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【地方競馬】29日、大井競馬場でDG競走・帝王賞開催 テーオーケインズの連覇なるか
6月29日、大井競馬場でダートグレード競走・帝王賞が開催される。上半期のダート最強馬を決める戦いに今年は精鋭9頭がエントリーした。1着賞金は8000万円。枠順、発走時刻は以下の通り。
■大井11R・帝王賞(JpnI、ダ2000m) 20時10分発走
1枠1番 スワーヴアラミス (牡7、栗東・須貝) 松田
2枠2番 オメガパフューム (牡7、栗東・安田翔) M.デムーロ
3枠3番 ノンコノユメ (セ10、大井・荒山勝) 真島大
4枠4番 ネオブレイブ (牡6、大井・米田英) 笹川翼
5枠5番 オーヴェルニュ (牡6、栗東・西村) 福永
6枠6番 チュウワウィザード(牡7、栗東・大久保) 川田
7枠7番 クリンチャー (牡8、栗東・宮本) 森泰斗
8枠8番 テーオーケインズ (牡5、栗東・高柳大) 松山
8枠9番 メイショウハリオ (牡5、栗東・岡田) 浜中
テーオーケインズ(牡5、栗東・高柳大)が連覇に挑む。昨年のこのレースでは4番人気の評価ながら、2着ノンコノユメに3馬身差をつける圧勝。その後JBCクラシック4着を挟んで迎えたチャンピオンズCではチュウワウィザードを6馬身ブッちぎり、史上初となる帝王賞&チャンピオンズCの同一年制覇を達成した。
今年初戦となったサウジCでは初めてとなる海外競馬の影響やタイトなペースに巻き込まれたこともあり8着に終わったが、帰国初戦の平安Sは59キロの斤量を跳ねのけ見事に優勝。さすがの力を見せつけた。
広い大井外回りは同馬にとってベストの条件。王者の走りで連覇に挑戦する。
オメガパフューム(牡7、栗東・安田翔)は東京大賞典4連覇を成し遂げた大井ダ2000mマイスター。昨年の東京大賞典後、いったんは種牡馬入りの報も出ていたが、急遽引退を撤回し今年も現役続行となった。“復帰初戦”となった前走アンタレスSでは59キロの斤量を背負いながら、4連勝中の上がり馬グロリアムンディをキッチリ差し切り勝利。帝王賞に向けて弾みをつけた。
5着に敗れた昨年のリベンジに燃える実力馬に今年も要注目だ。
チュウワウィザード(牡7、栗東・大久保)は今年の川崎記念をはじめ、GI級競走4勝の実績を誇る。またドバイWCでも昨年2着、今年3着と好走。世界の檜舞台で活躍を続けている。今回は帰国初戦になるものの、22日の追い切りでは本番でもタッグを組む川田騎手を背にウッドコースでビシッと追われたところを見るに、体調は問題なさそうだ。立ち回りのうまさを武器に今度こそ優勝を掴みたい。
地元・南関東勢からは2頭のみの出走と少々寂しい顔ぶれに。
しかしながら、昨年の帝王賞で2着と好走した大ベテラン・ノンコノユメ(セ10、大井・荒山勝)が参戦する。帝王賞に向けて、ブリリアントC3着→大井記念2着と2回の実戦を叩いて調子は上向き。泣きのコメントで知られる荒山勝師からも「地方馬の代表として恥ずかしくない競馬を」と普段よりトーンの高いコメントが聞こえてきた。強力JRA勢を相手に末脚勝負で台頭を期す。
そのほか、昨年の東京大賞典2着馬で、今年初戦の名古屋大賞典でも勝負強さを発揮したスタミナ自慢のクリンチャー(牡8、栗東・宮本)、昨秋以降で重賞2勝を挙げ、ここにきて本格化の気配を感じさせるメイショウハリオ(牡5、栗東・岡田)なども上位進出を目論む。
(Text:Inoue)
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