おしらせ
【地方競馬】大井競馬場で重賞・優駿スプリント開催 前哨戦を快勝したスティールルージュが主役候補の筆頭
6月28日、大井競馬場で重賞・優駿スプリントが開催される。南関東の3歳短距離チャンピオンを決める戦いに今年は16頭が参戦する。なお、本競走の優勝馬には習志野きらっとスプリントへの、上位2頭にはアフター5スター賞へ優先出走権が付与される。1着賞金は2000万円。枠順、発走時刻は以下の通り。
■大井11R・優駿スプリント(SII、ダ1200m) 20時10分発走
1枠1番 ヒストリックノヴァ(牝3、大井・渡邉和) 矢野貴
1枠2番 ミゲル (牡3、船橋・山中尊) 西啓
2枠3番 カプティフ (牡3、大井・宗形竹) 藤本現
2枠4番 ポッドヘイロー (牡3、大井・鈴木啓) 今野忠
3枠5番 ティアラフォーカス(牡3、大井・宗形竹) 和田譲
3枠6番 ジョーストーリー (牝3、浦和・小久保) 本橋孝
4枠7番 ブエラプーラ (牝3、川崎・高月賢) 町田直
4枠8番 クラサーベル (牡3、船橋・玉井勝) 篠谷葵
5枠9番 エミーブレイズ (牝3、川崎・高月賢) 的場文
5枠10番 エスポワールガイ (牡3、大井・市村誠) 岡村健
6枠11番 メンタイマヨ (牡3、川崎・林隆) 山崎誠
6枠12番 トップアメリカン (牡3、大井・佐宗応) 御神本
7枠13番 フィリオデルソル (牡3、大井・荒山勝) 笹川翼
7枠14番 スタースタイル (牝3、大井・井上弘) 森泰斗
8枠15番 スティールルージュ(牝3、船橋・張田京) 張田昴
8枠16番 プライルード (牡3、大井・藤田輝) 本田正
スティールルージュ(牝3、船橋・張田京)は前哨戦の若潮スプリントで2着に4馬身差をつける圧勝劇を演じた。3角で先頭に立つとそのまま後続を引き離す内容で、まさしくスピードの違いを見せつけるレースだった。
1600mの重賞・ローレル賞を制した実績はあるが、東京2歳優駿牝馬、浦和桜花賞とマイルの大レースでいまひとつ弾け切れなかった点を考慮すると、現状のベストは短距離ということになりそうだ。得意の距離で重賞連勝を狙う。
ティアラフォーカス(牡3、大井・宗形竹)はデビューからしばらくは1600mで勝ち切れない競馬を続けていたが、5戦目に1200mを使われるとスプリンターとしての素質が開花。破竹の4連勝で優駿スプリントに駒を進めた。
前走の優駿スプリントトライアルでは好発から持ったままハナに立つと、抜群の手応えのまま直線へ。そのまま余裕たっぷりに押し切ってみせた。この距離では底を見せておらず、5連勝で重賞を制する可能性も十分。今年既に南関東重賞で3勝を挙げる好調・和田譲騎手の手綱捌きにも注目だ。
ミゲル(牡3、船橋・山中尊)は重賞・ニューイヤーCの勝ち馬。その後はクラウンC→羽田盃→東京ダービーと王道路線を歩んできたが、ここにきて一気の路線変更となった。
2歳時には短距離でも結果を残しており、実際に1200m以下のレースでは3戦して2勝2着1回で連対率100%を記録している。昨年の優駿スプリントを制したワールドリングに続く、前走東京ダービー組の優駿スプリント制覇なるか。
ジョーストーリー(牝3、浦和・小久保)はこれまでのキャリア7戦で3着を外していない堅実派。またいずれのレースでもハナを譲っていない生粋の逃げ馬だ。ユングフラウ賞ではスティールルージュに1馬身半の差をつけられてしまったが、距離短縮で粘りが増せば逆転のチャンスもありそう。自分の形に持ち込んでどこまで粘れるか。
プライルード(牡3、大井・藤田輝)は羽田盃13着からの参戦。2歳時には兵庫ジュニアグランプリ3着、全日本2歳優駿3着とダートグレードの舞台でも活躍しており、ここでは地力上位の存在だ。今回は久々となる1200mへの対応がカギになりそう。もちろん戸惑う危険性はあるものの、こなしてしまえばアッサリのシーンがあっても驚けない。
このほかにも若潮スプリント2着馬でこれまで6戦して連対率100%を誇るスタースタイル(牝3、大井・井上弘)、優駿スプリントトライアルでティアラフォーカスに迫ったフィリオデルソル(牡3、大井・荒山勝)、900m戦を連勝中のブエラプーラ(牝3、川崎・高月賢)なども上位進出を目論む。
(Text:Inoue)
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