【金鯱賞】ディサイファ、レーヴミストラルら有力馬最終追い

12月5日に中京競馬場で開催される金鯱賞（GII、芝2000m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

ディサイファは、美浦坂路で単走のメニューを消化し4F57秒1-1F13秒5（強め）をマーク。終い重点で全体時計は平凡だが、ラストに負荷をしっかり掛けられたあたりは好感が持てる。ピークのデキで挑んだGI後だけに上積みこそないが、好調維持と見ていい。

レーヴミストラルは、川田騎手を背に栗東ウッドで古馬500万下と併せ馬を行った。先行する形から相手にあわせ、いったんは併走に。ゴール前で軽く促されると1馬身抜け出し先着のフィニッシュを果たした。ギアの切り替えはスムーズで、反応面は前走時以上の鋭さ。久々を好走した反動はなく、順当に上積んでいるようだ。

サトノノブレスは、和田騎手が跨り栗東ウッドで古馬500万下と最終スパーリング。ゆったりした入りから終い重点に伸ばされ、先行した相手と楽に同入を果たしている。重苦しいところは一切ない、伸びやかなフォームが印象的で復調気配を見せた前走時から更に状態を上げているようだ。

ミトラは、美浦坂路で単走。調整程度の内容で、時計は4F57秒0-1F14秒5（馬なり）をマークしている。輸送を考慮されたにせよ、いささか手緩い印象は拭えず、ギリギリ平行線といったところか。

ベルーフは、岩田騎手が跨り栗東ウッドで2歳500万下を追走。終いだけ重点だったが、貫禄の違いで3馬身差を楽に追いつき同入フィニッシュを果たしてみせた。GI後だがダメージは少なかったようで、この馬なりの好調は維持できている。

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