おしらせ
【チャンピオンズC】世代交代を告げるか ノンコノユメ
12月6日、中京競馬場でチャンピオンズC(GI、ダ1800m)が行われる。
7月のJDDを制し、世代の頂点に立ったノンコノユメ(牡3、美浦・加藤征)は、前走4カ月ぶりの武蔵野Sで秋初戦を迎えた。久々、初の古馬との対戦、そしてGI級勝ち馬とあって斤量は58キロ。凡走してもなんら不思議はない状況だったが別次元の末脚を繰り出し、押し切りを図った2着馬をハナ差捉えてみせた。その破壊力は古馬GIでも十分に通用しそうで、比較的小柄な馬だけに前走から2キロ減も好材料。一気に世代交代を告げる走りとなるかに期待だ。激走後の中2週で、状態面がどうかだが11月29日にウッドで時計を出せており、追い日以外でもコースに出して乗られている。好調維持と見ていいだろう。
昨年このレースを制したホッコータルマエ(牡6、栗東・西浦)は、その後東京大賞典、川崎記念、帝王賞を勝ちGI級の勝利を9とした。日本競馬史上初となるGI級10勝馬へ、力の入る一戦となる。今年の春は昨年に続きドバイWCへ挑み、5着に健闘。昨年はドバイで大きく体調を崩したが、今年はトラブルなく、帰国初戦の帝王賞を勝利するなど順調さは格段に今年のほうが上だ。それだけに前走JBCクラシックの3着が案外だったが、そこまでの中間で最速の栗東坂路時計が4F54秒0(一杯)と、仕上げにやや徹底を欠いた感は否めない。ガスがきちんと抜け切れていなかったようで、向こう正面では掛かるような場面もあった。今回は1週前追いで栗東坂路51秒6(一杯)と攻めは強化されている。反撃必至だ。
コパノリッキー(牡5、栗東・村山)は今年ここまで4走してGI級2勝を含む3勝、3着が1回。力を堅持しているというより、むしろ完成の域と言うべきか。アッと言わせた最低人気での2014年フェブラリーS制覇からここまでほぼ勝ち負けに絡んできたが、唯一大きく崩れたのが昨年のこのレース。出遅れた上に1角で包まれたのも災いし、前が残る展開も向かなかった。今年1月、同じコースの東海Sでは抜群の出から圧勝を収めておりその後もスタートは安定。昨年のリベンジを果たす機運は高まっている。前走時にある程度仕上がっており、中間は馬なりオンリーだがウッドで併せた相手を子供扱いにするなど高いレベルでの好調を維持。
ローマンレジェンド(牡7、栗東・藤原英)は昨年の3着馬。昨年は4カ月ぶりの休み明けだったが、今年はみやこSを使ってからの参戦で、臨戦過程としては今年のほうが上だ。その前走が58キロを背負い勝ち馬にアタマ+クビ差という内容で、いまだ力に衰えはないと見るべきだろう。斤量を背負った久々の一戦で好走。反動が出てもおかしくないところだが、中間の攻めは活気にあふれており杞憂に終わったようだ。
昨年、このレースで勝ち馬から半馬身差の2着に入ったのがナムラビクター(牡6、栗東・福島)だ。気性難があり重賞はこれまで1勝に留まっているが、大きく出遅れてしまった前走シリウスSで挽回しての3着を確保したように、ことポテンシャルなら一線級。スムーズなレース運びが叶えば、勝ち負けに絡んできてもいい。2カ月ぶりだが、この中間は休みなく乗り込まれており気合い乗りは抜群。力をフルに出せる態勢にある。10月末のゲート再審査は一発でクリアできており、前走の轍を踏む可能性も少なそう。
今年の海外馬は香港からガンピット(セ5、香・C.ファウンズ)の1頭のみが参戦となった。同馬はダート競馬が未経験だが、シャティン競馬場で行われているオールウェザーコース(AW)でここまで7戦して無敗と底を見せていない。しかし香港にはAWの重賞がなく、走ってきたレースレベルにはいささか疑問を抱かざるを得ない。国外遠征の経験もなく、距離1800mも今回が初。来日後の体調は良好のようだが、苦戦は免れないか。
▽【関連リンク】
■【1週前支持率調査】今年の阪神JFを制すのは?
■【UMAJINアプリ】さらに使いやすくなったバージョン2 Android版&iOS版をリリース!
■驚異の新指数【WINDEX】 「ジャパンC」3連単5万3920円的中結果はコチラ!
■海外競馬はUMAJIN.netにお任せ! 「海外競馬」ページはコチラから!
■これを見ずして日曜日の馬券は買えない! イチオシ大予想TV「馬キュン!」
■【今からでも楽しめる!】『UMAJIN POG 2015→2016』無料エントリー受付開始!