【地方競馬トピックス】本日船橋競馬場で交流重賞・クイーン賞が開催！　発走時刻は20時15分

■12月31日に水沢競馬場で行われる岩手競馬グランプリ・桐花賞（重賞、ダ2000m）の出走馬ファン投票が、12月5日より始まった。年末大晦日恒例の同競走には、ファン投票上位馬10頭と、競馬専門紙記者推薦馬2頭を加えた12頭が出走する予定だ（これらに該当する場合であっても、都合により出走しないことがある）。また、ファン投票に参加すると抽選で、協賛のオッズ・パーク株式会社より、「豪華！三陸のうまいもの」が合計70名にプレゼントされる。ファン投票の詳細については、以下のとおり。

【投票受付期間】
2015年12月5日（土）から12月20日（日）まで

【投票受付場所】
・岩手競馬各施設
・PCサイト　岩手競馬公式HP（外部サイトに接続されます）
※郵便による応募も可能（12月20日必着）。

【投票方法】
岩手競馬各施設にある専用の投票用紙に、桐花賞に出走させたい馬を3頭まで記載し、備え付けの投票箱に投票。
※インターネット・携帯電話での投票の場合は、各サイトの案内に従ってください。
※投票は一人1回とし、複数投票された場合は全て無効となる。

■12月9日、船橋競馬場で交流重賞・クイーン賞（JpnIII、ダ1800m）が開催される。本競走にはJRA勢が4頭、地方勢は10頭がエントリー。発走時刻は20時15分だ。

最内1枠1番に入った昨年の覇者・トロワボヌール（牝5、美浦・畠山）が主役だろう。重賞タイトル2つはこのメンバーに入れば大威張りできる実績で、さらに前走JBCレディスクラシックでは、先日のチャンピオンズCを勝ったサンビスタからコンマ5秒差に健闘（3着）していた。この中間は緩められることなく調整が重ねられ、5日には美浦ウッドで5F68秒4-1F13秒2（強め）を計時。フットワークは力強く、高いレベルで好調を維持しているとみて良さそうだ。課せられたハンデである56.5キロは初めて背負うことになるが、体格がしっかりしているだけあって苦にはしないだろう。連覇は濃厚か。

これに待ったをかけるのが関西馬のフォローハート（牝4、栗東・河内）。昇級初戦の今回が初重賞挑戦となるが、目下の充実ぶりには目を見張るものがある。6日の最終追いは栗東ウッドを単走で駆け、キビキビとした脚捌きで5F69秒0-1F12秒8（馬なり）をマーク。ここまでコンスタントに使われているが疲れた様子は皆無で、いい意味でデキは平行線といったところか。ハンデ54キロはやや見込まれた感はあるが、GI制覇で勢いに乗る鞍上・M.デムーロ騎手の好エスコートに期待。

3歳馬ディアマイダーリン（牝3、美浦・菊沢）も不気味な1頭だ。ここまでの8走はすべて芝のレースに出走しており、今回が初のダート挑戦。常識的に考えれば苦戦は免れそうにないが、近親にダートGI4勝のゴールドアリュールらがいるように血統背景には大きな魅力を感じる。今回が10月の秋華賞以来、約2カ月ぶりの実戦。だが、この中間は熱心に乗り込まれており調子を上げてきている様子だ。3日には菊沢師自ら跨り、美浦ウッドで単走追いを敢行。長め6Fからスタートする意欲的なメニューで、6F83秒0-1F12秒7（馬なり）を記録している。約5カ月ぶりだった前走を叩かれ、さらに良くなっている印象。新星誕生なるか。

迎え撃つ地方勢のエースは地元船橋のノットオーソリティ（牝4、船橋・川島一）だろう。前走のJBCレディスクラシックでは6着に敗れており、3着馬トロワボヌールとの差は1秒1差だった。しかし、このときは定量戦なので両馬ともに55キロであったが、今回はハンデ戦。自身に課せられたハンデは恵量52キロであり、その差4.5キロとなることを考えれば、立ち回りひとつで逆襲は可能か。

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