おしらせ
【阪神JF】メジャーエンブレム センスの高さは折り紙つき
12月13日、阪神競馬場で阪神JF(GI、芝1600m)が行われる。
6月の新馬戦以来だった9月の500万特別をメジャーエンブレム(牝2、美浦・田村)は、楽に快勝。スッと好位につけ、鞍上のゴーサインには鋭く反応してみせと、競馬センスの高さは折り紙つきと言っていい。前走のアルテミスSで1番人気に推されたのも納得で、直線では早めに抜け出し勝ちに行く格好。大外からの猛襲に屈し、結局クビ差2着に終わったがなんら評価を落とす必要のない走りだった。2歳女王決定戦で堂々の主役を名乗れる存在だ。中間は短期放牧を挟み、帰厩後はウッドで古馬相手に豪快な動きを見せている。スピード、切れともに2歳馬離れしており、時計も優秀。更に調子を上げているようだ。
デンコウアンジュ(牝2、栗東・荒川)は、メジャーエンブレムを破りアルテミスSを制している。しかも、3F34秒2と速いレース上がりのなか自身は33秒3の脚を繰り出しての追い込み勝ち。馬場コンディションが良好な外めを進めた部分はあるにせよ、その破壊力は凄まじいものがある。レース運びに荒さがあり、この点にまだ成長の余地を残すものの阪神マイルでの追い比べは望むところで、2歳女王となる資格は十分。中間はウッドで充実の動きを披露。高いレベルでの好調を維持できている。
クロコスミア(牝2、栗東・西浦)は前走赤松賞で楽に抜け出し、2勝目をマーク。札幌2歳Sで3着、アルテミスSで3着と重賞好走を続けてきており、条件戦では力が違った。終いの脚は確実なタイプで、阪神外回りは大歓迎のクチだろう。デビューから休みなく走っており上積みは見込みにくい状況だが、中間に終いを伸ばす攻めを2本消化しておりデキは維持できているようだ。
11月のファンタジーSは4着馬まで同タイムという大接戦となったが、これを制したのはキャンディバローズ(牝2、栗東・矢作)だった。抜群のスタートと立ち回りの巧さ、そしてハイレベルな勝負根性で掴んだ勝利と言ってよく、いい意味で相手なりの走りができるタイプ。競馬センスは世代上位で、GIでも大きくは崩れなさそうだ。1週前追いでは2歳馬相手に見劣ってしまったが、坂路ではそこまで走らない馬。しっかり追えたこと自体は評価でき、まずは順調と言っていいだろう。
アットザシーサイド(牝2、栗東・浅見)は新馬戦、500万特別とここまで無傷の2連勝で来ている。初戦、2戦目と道中でモタつくなど若さを見せてはいたが、抜け出してくる際の決め手は強烈。阪神外回りなら更に良さが活きそうで、3戦目でのレース慣れも見込める。重賞上位組に対してもなんら見劣る感はない。前走でマイナス10キロと体を減らしており、維持できるかがカギになってきそう。
函館2歳Sを制したブランボヌール(牝2、栗東・中竹)は、秋初戦のファンタジーSでタイム差なしの3着。その前走は実質速い時計2本だけの出走だっただけに、地力は相当のものと考えていいだろう。中間は余力を残し栗東坂路4F53秒3をマークしており、順調に上昇している。前走で行きたがるような部分を見せており距離に限界はありそうだが、あと1Fなら。
抽選対象となる賞金400万組のなかでは、5回京都最終日の新馬戦を勝ち上がったジュエラー(牝2、栗東・藤岡)の器が大きそう。デビュー前の攻めではそこまでの時計を出せておらず、いくぶん余裕のある仕上がりに思えたし、スタートも出遅れる不利。しかし直線では、ステッキ1発で次元の違う末脚を繰り出し、モノの違いをアピールしてみせた。半姉には重賞4勝馬ワンカラットや、エルフィンS勝ちがあるサンシャイン。良血だけに、まだ伸びシロは十分ありそうでGIでも互角の走りは可能。
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