おしらせ
【朝日杯FS】エアスピネル、リオンディーズら有力馬最終追い
12月20日に阪神競馬場で開催される朝日杯FS(GI、芝1600m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
2戦2勝のエアスピネルは、水曜に栗東坂路で2歳未勝利馬と併せ馬。パートナーを3馬身ほど先に見てスタートを切ると、豪快なフットワークですぐさま取り付く。ラストで一杯に追われる僚馬をアッサリと交わし、そのまま突き放して1馬身の先着でフィニッシュした。タイムは4F52秒3-1F12秒1(馬なり)。躍動するその姿から、絶好調であることが見て取れた。この日、急遽行われた共同会見で武豊騎手は「大きなチャンスがある馬。この馬を2歳チャンピオンにしたい」と力強く宣言。JRA平地GI完全制覇がかかる同騎手は、大きな自信を覗かせていた。
デビュー戦で衝撃Vを果たしたリオンディーズは、M.デムーロ騎手を背に栗東ウッドに登場。当初は併せ馬を行う予定であったが、スタート直後にスイッチが入ってしまったため、僚馬をあっさりと突き放して“予定外”の単走追いとなった。大外をゆったりとしたフットワークで進み、最後の仕掛けには鋭く反応。ラスト1Fを12秒4(強め)でまとめてフィニッシュした。1頭になってからはリラックスした走りを見せており、さらに直線では抜群の加速を披露。体調の上昇ぶりは顕著で、新馬戦以上の気配で臨めそうだ。
ムーア騎手とのコンビが決まっていたイモータルだったが、同騎手が香港で制裁を受け騎乗停止となったため武幸騎手とのタッグが決定。水曜の最終追いはその幸四郎騎手が跨り、栗東芝コースで感触を確かめた。僚馬2騎を目標に駆け出すと、勝負どころでやや追走に手間取るシーン。直線では右ステッキが飛びゲキを入れられたが、2頭から遅れること約半馬身、結局とらえるまでには至らなかった。手応えでも大きく見劣り、タイムもラスト1Fは13秒0(一杯)。湿った馬場に苦戦し、自慢の切れが削がれた格好となったが、それを差し引いても一抹の不安が残る内容となっている印象だ。
前走のデイリー杯2歳Sで初めて土がついたシュウジ。最終追いは岩田騎手が跨り、栗東坂路でピークトラム(古馬1600万下)と併せられた。3馬身先のパートナーを目標に進むと、最後の直線では鞍上のゴーサインに力強く反応。豪快なかき込みでパワフルに駆け、手応え優勢のまま3馬身の先着を果たしている。タイムは4F52秒2-1F11秒7(強め)。ラスト200mは時計以上のスピードを感じさせており、いかにも体調は良さそう。2カ月ぶりを叩かれ、デキは型通りに良化している。
京王杯2歳Sの覇者であるボールライトニングは、高倉騎手(レースは蛯名騎手)を背に栗東坂路で単走追い。一週前にビッシリとやっていたため、最終リハは終始馬なりのソフトな仕上げとなった。タイムは4F57秒4-1F12秒7(馬なり)。動きはキビキビとしており、前走快勝の反動はなさそう。高いレベルで状態キープと見ていい。
未勝利、そして500万特別と2連勝中のショウナンライズは、美浦ウッドで2歳未勝利を5馬身ほど追走。勢いよくコーナーを曲がり直線へ向くと、馬体を並べるようにフィニッシュしている。追えばいくらでも弾けそうな気配で、雰囲気は抜群。目下絶好調といった感じだ。
シャドウアプローチは中谷騎手を背に、2歳500万下と栗東坂路で併せ馬。1馬身ほど追走する形からスタートすると、最後は一杯一杯になりながらも馬なりのパートナーに必死に食らいつき、アタマ差の遅れでゴールしている。格下馬に見劣った形だが、タイム4F51秒2-1F12秒3(一杯)なら文句なし。自己ベストも更新できており、体調面に何ら不安はない。
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