おしらせ
【朝日杯FS】武豊騎手、平地GI完全制覇へ エアスピネルは更に上向き
12月20日、阪神競馬場で朝日杯FS(GI、芝1600m)が行われる。
デビュー2戦目としてデイリー杯2歳Sに出走したエアスピネル(牡2、栗東・笹田)は、スタートでやや後手を踏んでしまった。しかし、二の脚でなんなく挽回すると掛かることなく道中で抜群の折り合いを披露。勝負どころで1つギアを上げ先団に取りつくと、直線ではステッキ1発で更にギアを上げ瞬時に抜け出してみせた。最後は流し気味になりながら3馬身以上をつける大楽勝で、モノが違った印象。阪神マイルでデビュー戦を迎えたが、そこでも楽勝を収めていることからコースに対してなんら不安なしなだけに、今回主役視されるのも当然のことだろう。中間は坂路とウッドを併用し、入念な調整が続いている。1週前は坂路でオープン馬シェルビーを圧倒する動きをお釣り残しで見せており、状態は更に上向きか。手綱を取るのは母エアメサイア(秋華賞馬)にも騎乗した武豊騎手。同騎手が朝日杯を勝てば、JRAの平地GI完全制覇となる。偉業達成なるかに注目だ。
前走の京王杯2歳Sでは大外枠スタートだったがボールライトニング(牡2、栗東・宮本)は、それを苦にせず快勝。抜群の操縦性からスッと好位につけ、それでいて掛かるようなところがない、センスの塊と言っていい存在だ。父は昨日の阪神JFを制したメジャーエンブレムと同じダイワメジャーで、血の勢いも無視できない。1週前追いでは高倉騎手を背に(レースは蛯名騎手を予定)、栗東坂路で4F52秒9-1F12秒0(一杯)とテンよし終いよしの内容を披露。前走はマイナス6キロだったが、それでもまだ太く見せていただけに、ここへ向けての伸びシロは相当ありそう。
新馬戦、中京2歳S、小倉2歳Sと夏の間に3連勝を収めたシュウジ(牡2、栗東・橋口弘)。前走のデイリー杯2歳Sが試金石と言えたが、勝ち馬にこそ大きく離されたが大外から自分の形を保って2着を確保してみせた。右回りだと若干ヨレるあたりがどうかだが、坂を苦にしないことは中京戦で証明済みなだけに、今回の舞台でもパフォーマンスを大きく落とすとは考えにくい。岩田騎手が跨った1週前のウッド追いでは古馬500万を問題にせず、6F80秒1(一杯)の好時計をマーク。久々を叩かれた上積みはかなり見込めそう。
アドマイヤモラール(牡2、美浦・上原)は、いい意味で相手なりに走れるのが持ち味。前走京王杯2歳Sでは外枠から出していったため、終盤息切れの可能性もあったが接戦を凌いで2着を確保した。抜群の勝負根性が安定感を支えていると言っていいだろう。1週前追いではオープン馬クラリティシチーと併せられ、相手に先行したとはいえ直線は抜かさないどころか逆に着差を広げる見応え十分の内容を披露。実戦を重ねるごとに着実に力を付けており、馬体も逞しさを増している印象。状態は前走以上だ。
リオンディーズ(牡2、栗東・角居)は、母が日米オークス馬のシーザリオ、半兄がジャパンCと菊花賞のGI2勝馬エピファネイア。1戦1勝の身ながら、別格の瞬発力で勝利した新馬戦の勝ちっぷりも含めて実績上位組と互角の走りを予感させる。この中間は1週前のウッド追いが中間初の速い時計。古馬500万下に遅れ入線となったが、折り合いに専念したもので懸念視は不要だろう。前走ではかなり行きたがっていた場面もあったが、使われたことでしっかりガスが抜けいい状態でGIに挑めそうだ。
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