ショウナンパンドラが有馬記念を回避　ダービーフィズが出走可能に

12月27日の有馬記念（GI、芝2500m）に向けて調整されていたショウナンパンドラ（牝4、栗東・高野）が出走を回避することが明らかになった。23日の調教終了後に管理する高野師が報道陣を前にして明らかにしたもの。とくに現時点では脚元に異常はないようだが、追い切り終了後の息の入りが通常よりも悪く、万全の状態で出走することが叶わないと判断し、オーナーと協議の上で決定を下したとのこと。

同馬は先月29日のジャパンCで並み居る牡馬を下し優勝。9月のオールカマーでも鋭い差し脚で制していることから、ここでも最有力候補の1頭として名を挙げられている存在だった。なお、来期も現役は続行する予定で、状態を見て放牧に出されることも合わせて発表されている。

また、これによりトーセンレーヴの出走で除外対象となっていたダービーフィズ（牡5、美浦・小島太）が、繰り上がりで出走可能となっている。

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