おしらせ
「伝説の新馬戦5着馬」エーシンビートロンが園田移籍へ
2014年のサマーチャンピオン(JpnIII、ダ1400m)を制したエーシンビートロン(牡10、栗東・西園)が、競走馬登録を抹消、今後は園田競馬で現役を続行することがJRAより発表された。
同馬は2008年10月26日の京都芝1800mの新馬戦でデビュー。5着に敗れたとはいえ、勝ち馬はのちの皐月賞馬アンライバルド。2着リーチザクラウン、3着ブエナビスタ、4着スリーロールス……世にいう「伝説の新馬戦」の出身馬であった。
上記4頭のようにGIで活躍するまでには至らなかったが、幾度となく長期休養を挟みながらもコンスタントに活躍を続け、8歳の高齢にして佐賀のサマーチャンピオンを重賞初挑戦の身で制するなど、大きな話題をよんだ。2015年9月のエニフS(OP、ダ1400m)では58キロを背負い、10番人気の低評価をモノともせずに好位3番手から押し切り勝ちを果たすなど、“老いて益々盛ん”を地で行くような馬であったといえるが、昨年末の2015ファイナルS(16着)が中央所属としてのラストランになっている。
▽【エーシンビートロン】
父ブライアンズタイム
母ローレンシア
母父ホリスキー
通算41戦8勝(うち地方4戦1勝)
《重賞勝鞍》
2014年 サマーチャンピオン(JpnIII)
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