おしらせ
【京成杯】マイネルラフレシア 自在性は中山向き
1月17日、中山競馬場で京成杯(GIII、芝2000m)が行われる。
マイネルラフレシア(牡3、美浦・高橋裕)は新潟で新馬勝ち。オープン特別勝ちと前走東スポ杯3着が東京戦で、一見左回りのほうが良さそうだが、その前走東スポ杯は先行策から粘り込んだものだった。出してリズム良く進める自在性は、むしろ中山向き。前走だけ粘れれば、首位争い可能だろう。中間は放牧に出されたが、牧場で緩めず乗り込まれたようで帰厩後さっそく内容の濃い稽古を消化できている。1週前の3頭併せでは稽古駆けする古馬と互角以上の動きを見せた。順調に仕上がりつつある。
ブレイブスマッシュ(牡3、美浦・小笠)は、マイルの重賞サウジアラビアロイヤルC勝ちの実績がある。前走、中山二千のホープフルSでの7着が案外だが、位置取りが後ろになってしまったし、どスローからの瞬発力勝負でギアがスムーズに入らなかった。この馬なりには最後いい脚で伸びており、距離が長かった感はない。ひと叩きされ、今回は反応面が違ってくるはず。改めてこの距離でやれるところを示したいところだろう。1週前のウッド追いでは2秒以上先に行った古馬500万下を猛然と追い同入に持ち込んでみせた。上積みはかなりありそうだ。
ユウチェンジ(牡3、栗東・森)は2走前のアイビーSでマイネルラフレシアにクビ差の2着。前走朝日杯FSは、直線で進路を切り替えるロスがありながら3着馬にクビ差の4着と、世代上位の走りを続けている。阪神の坂で粘っこく伸びる脚と操作性の高さは、中山でこそ活きそうで、上位進出の可能性は十分だ。GI後の中3週になるが、11日の稽古では坂路49秒9(一杯)の猛時計を叩き出しており、さらに気配上昇の感さえ。
メートルダール(牡3、美浦・戸田)は、前走中山二千の500万特別を勝ち2勝目をゲット。行き脚がつかず後方からのレースだったその前走だが、直線だけで各馬の面倒をまとめて見る豪快な勝ちっぷりだった。いかにも荒削りだが、これを中山という舞台でやってのけたあたり大物感が漂う。中間は緩めずに骨っぽい古馬と充実のスパーリングを消化しており、気配は更に上昇しているようだ。
1勝馬ではウムブルフ(牡3、美浦・堀)のスケールが大きそう。未勝利脱出となった前走は、直線で圧巻の弾けっぷりを見せ2着に4馬身差の圧勝を収めた。気性面がまだ幼いだけに、行きたがってしまい脚を失う怖さもあるが、エンジン性能は間違いなく世代上位。中間は古馬準オープンと互角に動いており、状態面に関して不安はないだけに一発の可能性まで考えておきたい。
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