おしらせ
【今週の重賞】[七夕賞]実績上位のヒートオンビートが重賞初制覇を狙う
■7月10日、福島競馬場で第58回・七夕賞(GIII、芝2000m)が行われる。
まず注目なのがヒートオンビート(牡5、栗東・友道)。いまだ重賞は未勝利ながら近4走がチャレンジC2着、中山金杯3着、日経賞3着、そして前走の天皇賞・春で4着と常に上位争い。日経賞は勝ち馬タイトルホルダーにクビ+クビの僅差だったし、前走でも3-4角で前に馬がいて、動くに動けなかった不利がありながらも掲示板を確保できた。実績、充実度ともにここでは一枚上と言っていい。登録していた宝塚記念は無念の除外。ここで勝利しその鬱憤を晴らすとともに、秋の飛躍につなげたいところだ。
京都新聞杯以来の勝利を目指すレッドジェネシス(牡4、栗東・友道)からも目が離せない。前走の大阪杯含め近3走は大敗を喫しているが、神戸新聞杯ではダービー馬シャフリヤールに先着しているように素質は高い。入厩してからこのレースに目標を絞り丹念に乗り込まれている。巻き返しがあって不思議はない。
フォルコメン(セ6、美浦・堀)も有力候補の1頭だ。前走のダービー卿CTでは12番人気の低評価ながら2着に健闘。相変わらずゲートは遅いものの、残り600メートルあたりからの伸びは秀逸だった。返し馬までホライゾネットを着用しているように精神面の問題は付きまとうが、力を最大限に出せればここでも通用の余地はある。
ヒュミドール(セ6、美浦・小手川)は信夫山特別(2勝クラス)1着、福島記念で2着と当地では連を外していないコース巧者。前走の大阪杯ではさすがに敷居が高かったが、得意舞台のハンデGIIIなら好勝負に期待できる。ダイヤモンドS5着、ステイヤーズS5着とスタミナは豊富。タフな流れとなれば重賞初制覇も。
ほかにも、エリザベス女王杯で2着の実績があるステラリア(牡4、栗東・斉藤崇)、昨年の覇者トーラスジェミニ(牡6、美浦・小桧山)、同舞台の福島民報杯を快勝したアンティシペイト(牡5、美浦・国枝)など、魅力のある馬も多数参戦。面白いレースとなりそうだ。
(Text:Nishidate)
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