【東海S】ロワジャルダン、インカンテーションら有力馬最終追い

1月24日に中京競馬場で開催される東海S（GII、ダ1800m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

チャンピオンズCから中6週のロワジャルダンは、美浦ウッドで障害オープン馬を相手に併せ馬を敢行。パートナーを2馬身先に置いて追撃を始めると、直線では手応え優勢のままアッサリと交わし、半馬身の先着でゴールしている。追えばさらに弾けそうな気配で、馬体の張りも上々。いい形で前哨戦に臨めそうだ。

インカンテーションは約8カ月ぶりの休み明け。同馬の最終追い切りは、栗東ウッドで僚馬サクラエール（古馬オープン）らと3頭併せで行われた。7馬身先に未勝利馬、そして4馬身後方にサクラという隊列で進むと、直線ではやや脚が鈍ったか、伸び脚で見劣りサクラから半馬身遅れ、未勝利馬とは同入でフィニッシュしている。動き自体は水準以上であったが、最先着馬に抵抗できなかった点は気がかり。一度使ってからか。

主戦の岩田騎手が跨って行われたローマンレジェンドの最終追い切りは、栗東ウッドで3歳未勝利馬と併せ馬。4馬身先の僚馬を目標に駆け出すと、直線ではいったんは前に出たものの、実戦並みのハード追いの末、わずかにクビ差遅れてゴールしている。見た目は決して褒められたものではないが、闘争心を前面に出した雰囲気は好感。チャンピオンズC14着のダメージを引きずっている様子はなく、巻き返せる状態にあるだろう。

モンドクラッセは単走で美浦ウッド入り。スムーズなギアチェンジでスピードに乗ると、ラストはグングン進んでいき5F68秒9-1F12秒2（馬なり）を計時している。条件戦3連勝で臨んだ前走みやこSでは7着に敗れたが、このデキなら再び期待して良さそう。

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