おしらせ
【AJCC】充実一途ライズトゥフェイム 久々ショウナンマイティも登場!
1月24日、中山競馬場でAJCC(GII、芝2200m)が行われる。
ライズトゥフェイム(牡6、美浦・加藤征)は前走、重賞初挑戦となった中山金杯で前半3F37秒2に対し、後半3Fが34秒3というかなりゆったりとした流れのなか、直線後方大外からメンバー最速、上がり32秒6のとてつもない切れ味を披露し0秒4差4着にまで押し上げてきた。目下の充実度はめざましく、またこの中間も速い時計こそ出していないものの、動き自体は軽快そのもの。ひと叩きされ確実に前走以上の状態で臨めそうだ。全5勝を中山で挙げているようにコース適性に関しては言うまでもないが、2000mを超える距離は初めてなだけに、未知のあと1Fをどう克服するかがカギになる。
ディサイファ(牡7、美浦・小島太)は重賞初挑戦となった2013年11月の福島記念(4着)以降、これまで13度の重賞レースに使われ【3.2.2.6】という成績。6度の着外があるとはいえ、ことGII、GIIIに限ればいまだ掲示板を外したことのない超安定株だ。前走金鯱賞は直線半ば過ぎまで前が壁という状況ながら、それを跳ね除けて2着を確保したように、地力の高さは歴然。ここでも有力視されて当然だろう。1週前追い切り時には、開門4時ピッタリに馬場に飛び出してくる元気の良さで、角馬場、坂路で丹念に乗り込まれており、運動量は十分すぎるほど。以前のカッカするような部分も消え、気配も抜群。現段階ではとくにケチをつける部分が見当らない、素晴らしい状態を保っている。
マイネルフロスト(牡5、美浦・高木)は前走中山金杯(2着)が上々の内容。後続を引き離すマイペースの逃げで、直線も余力十分。ゴール寸前で勝ち馬に差し込まれたとはいえ、慣れない戦法でいきなり結果を出せるのだから大したものだ。ただしこの中間、絞りづらい冬場とはいえ、かなり重苦しい体に見えてしまっているのが少々気がかりな部分。加えて昨秋の復帰戦から5戦目ということもあり、どれだけ余力が残っているか。最終追い切りの動きに注目したい。
ダービー2着の実績があるサトノラーゼン(牡4、栗東・池江)は菊花賞(5着)以来の実戦。溜めに溜めて手応えも抜群に映った割には伸び切れなかった前走の内容を見るに、明らかに距離が長かった印象。ただし昨年春先に懸念されていた掛かり癖は影を潜め、実にスムーズなレース運びができるようになっている。1週前追い切りではウッドを3頭併せで追われ、直線軽く促されただけで瞬時に反応し、豪快な伸び脚を見せたように、動きは上々の域。ただこの中間速い時計が出ていないのが唯一の懸念材料か。最終追いでどこまで態勢を整えられるかが焦点になる。
2014年6月の安田記念(3着)以来、約1年8カ月ぶりにショウナンマイティ(牡8、栗東・梅田)がターフに戻ってくる。左第2中手骨、同第4中手骨という2カ所の骨折に加え、左前繋靭帯の損傷という苦難を乗り越えての復帰戦。昨年10月に帰厩後、ここまで慎重に調整が進められ、今月15日には栗東坂路で一杯に追われ4F51秒9、終い1Fは13秒フラットを計時。陣営は「まだまだ物足りない」と控えめだが、一応の態勢は整っていると判断してもいいのではないか。かつてはオルフェーヴルやロードカナロア、ジャスタウェイといった日本競馬史に名を残す超一級馬と互角の戦いを繰り広げていた逸材。地力の高さは誰もが認める存在だけに、どういったレースを見せてくれるか注目される。
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