【先週のお別れ】パワースポット、ナムララオウなど

[1月20日抹消]
パワースポット（牝8、美浦・菊沢）
通算成績
41戦5勝（うち地方2戦0勝）

デビューは3歳4月と遅かったが、折り返しとなった東京でのダート未勝利戦を快勝すると、続く500万条件も連勝。その後も使われつつ着実に力をつけ、2014年11月の紅葉S勝ちで待望のオープン入りを果たすと、京都牝馬S、中山牝馬S、マーメイドSでいずれも3着に好走。41戦のキャリアのうち、23度で上がり最速を記録するなど、牝馬特有の切れ味を武器にターフを暴れまわった。本年1月13日の交流重賞・TCK女王盃ではGI級勝ち馬ホワイトフーガを0秒2差（2着）にまで追い詰めたように、まだまだこれからとも思えたのだが、残念ながらこのレースを最後に登録抹消となっている。


[1月20日抹消]
ナムララオウ（牡6、栗東・目野）
通算成績
32戦4勝（うち地方2戦1勝）

本馬は、半兄にアンタレスSなどを勝ち、GIチャンピオンズCでも2着する活躍をみせたナムラビクターがおり、母ナムラシゲコ自体も中央地方あわせ計27勝を挙げたナムラコクオーの半妹にあたる一本筋通った血統馬だ。

デビューは2013年の3歳1月。そこから4戦目で待望の初勝利を挙げると、中途で障害競走にも出走しながら、地方笠松で2勝目をゲット。昨年3月には500万、1000万条件と連勝する活躍を見せ、兄のような大舞台での活躍も夢見られたが、準オープンに上がってからはなかなか好成績に繋がる走りを見せることが叶わず、本年1月16日の雅S（11着）を最後に中央登録を抹消することとなっている。ちなみにこの馬の半弟ナムラアラシは昨年末に2歳新馬勝ちを収め、続く500万条件でも好戦。兄以上の活躍に期待したい。

なお、1月18日?1月24日までの登録抹消は他59頭。

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