交流重賞馬サウンドガガが引退　繁殖馬に

2014年のスパーキングレディーC（JpnIII、ダ1600m）などを制したサウンドガガ（牝7、栗東・佐藤正）が、1月29日付けで競走馬登録を抹消、現役引退となったことがJRAより発表された。今後は北海道新冠郡新冠町の小泉牧場で繁殖馬となる予定。

同馬は2011年12月、2歳の暮れに阪神芝1600m戦でデビュー。ここでは3番人気6着と人気を裏切る形となったが、年が明けて2012年、ダート戦に出走となった自身2走目でなんなく初勝利を挙げる。このあとの春シーズンは振るわなかったものの、年末のダート短距離戦で2勝目をマーク。その後もダートの短いところで頭角を現していき、4歳2月に3勝目、降級を経て同年11月に4勝目、同年12月に連勝で1600万下戦も勝利し、待望のオープン入りを果たした。交流重賞初挑戦となった2014年のスパーキングレディーCでは、カチューシャなど骨っぽいメンバーを相手に逃げ切り勝ちを収め、これが重賞初勝利。連覇のかかった昨年の同競走では惜しくも2着に敗れたが、ダート戦線において息の長い活躍を続けた。

▽【サウンドガガ】
父Roman Ruler
母Whistle Call
母父Phone Trick
通算29戦8勝（うち地方4戦1勝）

《重賞勝鞍》
2014年　スパーキングレディーC（JpnIII）

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