【根岸Ｓ】モーニン　疲れは癒えた

1月31日、東京競馬場で根岸S（GIII、ダ1400m）が行われる。

モーニン（牡4、栗東・石坂）は、昨年5月のデビューから破竹の4連勝でオープン入りを果たした。いずれも危なげない快勝で、重賞級の脚力の持ち主であることは疑いようがない。ゆえに前走の武蔵野Sでは1番人気に推されたが3着。連勝こそ止まったが初の重賞参戦でも好位につけて流れに乗る、自分の形で競馬ができていたのは収穫だろう。2カ月半の休養の甲斐あって疲れは癒えたようで、1週前追いでは準オープン馬を弄ぶ動きを披露。最高の状態で仕切り直しの一戦に臨めそうだ、

レーザーバレット（牡8、美浦・萩原）は、昨年後半に交流重賞を2勝、交流GIのJBCスプリントでは4着。明けて8歳ながら衰えは感じられず、いまが最盛期という感さえ。昨年このレースで0秒4差の6着に敗れているが、前進は十分に考えられる。中間の稽古では終いだけ重点ながら、鋭い切れ味を披露。高いレベルでの好調キープと見ていい。

タガノトネール（セ6、栗東・鮫島）は、昨年の武蔵野Sでモーニンに先着の2着。今回は1F短縮となるが、1400mでは過去4勝を挙げておりむしろ歓迎のクチだろう。帰厩以来、いまひとつ稽古の動きに鋭さがなかったが、1週前追いで気合いを入れられたのが奏功したかここへ来てグンと良くなったようだ。休み明けとしては、申し分のない状態に仕上がりつつある。

プロトコル（牡5、美浦・牧）は、昨年3勝を挙げ地力強化ぶりが著しい。その3勝を含め東京ダートでは【4.1.0.3】とコース適性は申し分なし。今回は2カ月半ぶり、初重賞挑戦で相手が一気に強くなることもあり、楽な一戦ではないが攻め気配は抜群なだけに上位食い込みの可能性は十分。

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