【シルクロードS】ビッグアーサー　初重賞タイトル奪取へ

1月31日、京都競馬場でシルクロードS（GIII、芝1200m）が行われる。

条件クラスを5戦無敗で卒業したビッグアーサー（牡5、栗東・藤岡）は、オープン昇級後2着、1着、2着、3着とまだ底を見せていない。前走阪神Cがキャリア初の連対外、という結果に終わったが適距離から1F長い1400m戦でのもの。改めてベストの1200mで本領を発揮といきたいところだ。中間はフレグモーネの影響で調教を休む一頓挫があったが、1週前追いで坂路4F51秒8を出せており、まったく問題はなさそう。京阪杯でアタマ差2着に敗れた際の相手、サトノルパンは今回ハンデで0.5キロ重い。リベンジを果たし、初重賞タイトル奪取となるか。

ローレルベローチェ（牡5、栗東・飯田雄）は1000万下条件、準オープンと連勝後、昇級初戦だった前走淀短距離Sも制して目下3連勝中。圧倒的なスピードを活かした逃げが持ち味なだけに、強い同型が待ち構えるここはすんなり自分の形に持ち込めるかがカギになってくる。中2週とあって中間は1本のみだが、馬なりで好タイムをマーク。休みなく走っているが、勢いは堅持できているようだ。

サトノルパン（牡5、栗東・村山）は昨年秋の京阪杯でビッグアーサーを破り、重賞初制覇を果たした。今回はそれから2カ月ぶりの一戦となり、仕上がり状態がどうかだが、ここまでウッドで軽めの内容を3本のみと攻め量はいささか心もとない。今週どこまで動いてこれるかに注目。

ダンスディレクター（牡6、栗東・笹田）は、前走阪神Cが骨折明けの一戦だったが、そのハンデを感じさせずメンバー最速の脚を使ってハナ差の2着に入った。3着ビッグアーサーには1馬身半先着している。1400mがベストの感はあるものの、1200mも十分守備範囲。過去【4.3.0.0】の京都芝コースが舞台なら、首位争いの資格は十分だ。休み明けで好走した反動はなかったようで、中間は楽に好時計を連発。状態は前走以上か。

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