【根岸S】モーニン、レーザーバレットら有力馬最終追い

1月31日に東京競馬場で開催される根岸S（GIII、ダ1400m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

昨年11月の武蔵野S（3着）以来となるモーニンは、栗東坂路でオープン馬ニューダイナスティと最終スパーを行った。序盤は折り合い抜群で進み、坂の中腹から2馬身ほど先に行く相手を手応え絶好のまま追い詰めるとゴール直前でスッと抜け出し3馬身の先着。時計は4F52秒1-1F12秒0（強め）をマークしている。2カ月ぶりになるが中間は熱心に乗り込まれており、文句なしの仕上がりと見ていいだろう。

前走・交流重賞を勝ったレーザーバレットは、美浦坂路に入り単走の追い切り。終いに仕掛けられると、真一文字に伸びる鋭い脚を披露し、4F52秒5-1F12秒3（強め）をマークした。ひと息入っていた前走を使われ、一定の上積みは見込めそうだ。

2着だった武蔵野S以来となるタガノトネールは、栗東坂路で3歳500万下ソルヴェイグを追走。5馬身先に行った相手に遅れ入線となってしまったが、自身は4F51秒3-1F13秒3（一杯）と悪くない時計で駆け抜けている。まだ良化の余地はありそうだが、ひとまず自分の力を出せる態勢は整っているようだ。

今回が昇級初戦となるプロトコルは、美浦坂路で柴田大騎手を背に準オープン馬と併せ馬を行い、追走先着を果たしている。4F全体で52秒3（一杯）と時計も上々で、これを含めて中間は好時計を連発。2カ月半ぶりを感じさせない、いい状態に仕上がっている。

チャンピオンズCで8着だったグレープブランデーは、F.ヴェロン騎手を背に栗東坂路で追われ、4F52秒4-1F12秒4（強め）をマーク。併せた3歳未勝利馬の脚並みに合わせる格好で同入した。中7週とひと息入ったが、中間は入念に乗り込まれておりいい状態で臨めそうだ。

前走オープン特別を勝っているタールタンは、栗東坂路で1000万条件馬とスパーリングを行い脚色圧倒で先着。叩き4戦目になるが、高いレベルの好調を維持できている。

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