おしらせ
【先週のお別れ】コルージャ、キネオイーグルなど
[1月28日抹消]
コルージャ(セ7、栗東・高橋亮)
通算成績
35戦4勝
父は大種牡馬ブライアンズタイム、母は有馬記念、オークスなどを勝った名牝スターロッチの血筋をひくロッチラヴウインクという良血馬。つい先日シルクロードSを勝ったダンスディレクターもスターロッチが5代母にあたる。
本馬は2010年末の阪神芝2000mでデビューするものの、0秒9差7着に敗れると、その後は一貫してダートを使われ続けることに。2011年9月、5戦目にあたる札幌のダート1700mで初勝利を挙げると、その後の500万条件レベルでも再三勝ち負け争いを演じるが、同年12月末の3歳上500万下(2着)をもって陣営は去勢手術を敢行。約4カ月の休養を余儀なくされてしまう。
待望の2勝目は手術から復帰後3戦目にあたる2012年5月の4歳上500万下。また、年末には降級による再度の500万下も制し3勝目をマークすると、1000万クラスに昇級後8戦目の嵯峨野特別では、のちにマーチSを勝つことになるマイネルクロップや、640キロ超えの超大型馬としても有名なショーグンらを下し4勝目を挙げる。準オープンに上がって以降も幾度となく馬券に絡む活躍を見せ、2015年1月18日の雅Sでは先日の川崎記念で3着に入ったアムールブリエの2着に好戦するなど、その後が期待されたのだが、続く同月31日の北山S9着を最後に長期の休養に入っていた。そこから丸1年、残念ながら実戦を経験することはなく、本年1月28日に中央登録抹消となっている。
[1月29日抹消]
キネオイーグル(牡5、美浦・高柳)
通算成績
13戦4勝
阪急杯など10勝を挙げたゴールドマウンテンや、昨年の京王杯2歳Sを勝ったボールライトニングなどと同じ栃木県の那須野牧場において、秋華賞馬ブゼンキャンドルの7番仔(父ハーツクライ)として2011年に生をうけた。牝系を遡ると1970年代に障害で重賞2勝を含む12勝を挙げたスタミナ自慢の女傑、ムーティイチの名もある。
本馬は2014年、3歳シーズンの7月とかなり遅いデビューとなり、結局勝ち上がったのは未勝利戦終了間際の同年10月5日。大きく出遅れ後方からの競馬となったが、豪快にまくって後続を2馬身突き放すという能力にモノを言わせた初勝利だった。休養を挟んで臨んだダート1800mの500万条件戦では未勝利戦時代で課題だった出遅れを見せず、好位から抜け出し3馬身半差の圧勝。前走からプラス16キロと太めが残った体ながら、昇級初戦で前走より着差を拡げての勝利でポテンシャルの高さを大いに感じさせる勝ち内容だったと言えよう。続くダート2400mの1000万条件戦も抜群の折り合いからゴール前で抜け出し勝利を収め、これで3連勝。その後疝痛を発症する一頓挫があったが、クラス再編を挟んだ4カ月ぶりの次走1000万条件八王子特別では、後にみやこSを制するロワジャルダンを半馬身差の2着に退け勝利し、破竹の4連勝となった。
底知れないスタミナを感じさせる連勝街道で、いずれはオープンでも活躍……と予感させたが、準オープン初戦の白川郷Sは7着に終わり連勝はストップ。その後このクラスでは昨年11月の晩秋Sでの4着が最高と、もどかしいレースが続き、結局今年1月23日のアレキサンドライトS(8着)を最後に、中央登録抹消となっている。今後は川崎競馬に移籍予定とのこと。地方の深いダートならば持ち前のスタミナはより活きてきそうで、新天地で躍進する可能性は十分ありそうだ。交流重賞で中央勢を迎え撃つシーンに期待したい。
なお、1月25日?1月31日までの登録抹消は他76頭
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