おしらせ
【東京新聞杯】東京マイルは3戦3勝 ダノンプラチナ
2月7日、東京競馬場で東京新聞杯(GIII、芝1600m)が行われる。
主力を形成するのは明け4歳牡馬勢。なかでもGI馬ダノンプラチナ(牡4、美浦・国枝)が、中心視されそう。昨年秋の富士Sは皐月賞以来半年ぶりで、しかも本来京成杯AHでの復帰予定が調整不順でズレこんだものだった。くわえて初の古馬との対戦と、楽ではないレースだったが、上がり3F32秒8という究極の末脚を繰り出し快勝。GI馬の底力を示してみせた。その後、挫石の影響により当初予定のマイルCSから切り替えて臨んだ香港マイルでは7着。直線で前が詰まる不利がありながら勝ち馬モーリスに0秒4差まで迫れており、なんら下を向く必要はない走りだった。東京マイルは3戦3勝とベストの舞台。再始動戦で結果を残し、いい1年のスタートにしたいところだろう。帰国後、着地検疫を挟んでいるため、ここへ向けての調整期間は短いが、追われるごとに時計を詰めており順調さは強調できるレベル。1月27日は美浦ウッドで単走の稽古を消化したが、馬場の大外を回って柔軟な脚捌きを披露できていた。物足りなさがあった富士S時に比べ、数段いい状態と言える。
ダッシングブレイズ(牡4、栗東・吉村)は1000万下、準オープン、オープン特別と目下3連勝の勢いを誇る。早くからその素質を高く評価されてきた馬で、デビュー3戦目のシンザン記念では1番人気に推されたほど(結果はタイム差なしの4着)。古馬重賞は今回が初挑戦になるが、臆する構えは皆無と言っていいだろう。東京芝では【2.0.0.2】で、着外2はいずれも2000m戦で、2勝はいずれもマイル戦。舞台設定は申し分なく、初タイトル獲得のチャンスは十分だ。まとまった休みなく走っているが、適度に間隔をとって使われ今回も中6週。短期放牧を挟み、帰厩後の乗り込みは入念に進んでいる。栗東坂路での1週前追いでは、自己ベストを軽く更新する4F51秒8(一杯)を叩き出しており、一連の好調をしっかりキープしているようだ。
今回登録がある唯一の牝馬スマートレイアー(牝6、栗東・大久保)は、GI秋華賞で2着、GII阪神牝馬S勝ちがあり、このメンバーに入れば実績上位だ。府中牝馬Sでは2年連続2着で、コース適性も申し分ないだろう。ヴィクトリアマイルでは過去2年で8着、10着と案外な成績だが2014年は直線で再三の不利を受け、2015年はいまだ記憶に新しい、超人気薄馬が前に残る特殊な展開で、それを最後方追走ではさすがに出番がなかった。いずれも力を出し切ってのものではなく、東京マイルを割引材料にしなくていい。3カ月ぶりを考えると中間の追い本数はいささか不足している印象があるが、栗東坂路での1週前追いは4F52秒6(一杯)と悪くない時計で駆けている。態勢は整いつつあるようだ。今週更に時計を詰めてくるようなら、力を出せる状態と見ていいだろう。
グランシルク(牡4、美浦・戸田)は、デビュー3戦目から一貫して芝マイルで使われ続けニュージーランドTで2着、NHKマイルCで5着と大崩れがない。後方に構えるタイプで展開に結果が左右される嫌いはあるものの、末脚の破壊力は抜群。流れひとつで初タイトルがあっていい。1週前追いはテンから軽快に飛ばすと、直線は追われる相手を持ったままで圧倒と抜群の内容。使われつつ調子を上げてきており、確実に前走時以上の状態で臨めそう。
トーセンスターダム(牡5、栗東・池江)は、ここまでGIIIを2勝、オープン特別を2勝。ベストは1800mという感はあるものの、昨年のマイルCSでは勝ったモーリスに0秒5差の7着と一線級を相手に健闘している。前走の京都金杯は1番人気を裏切る10着に終わったが、スタートでの大きなロスが響いたもので、力負けではなかった。このメンバーを相手に、改めてマイルで通用の走りを見せたいところだろう。1週前追いでは厩舎の期待馬サトノダイヤモンドに胸を貸し、遅れ入線に終わったが自身も上々のタイムで走れていた。状態は安定している。
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