オメガハートロックが引退　繁殖牝馬へ

2014年のフェアリーS（GIII、芝1600m）を制したオメガハートロック（牝5、美浦・堀）が2月12日付けで競走馬登録を抹消、現役引退となることがJRAより発表された。今後は北海道千歳市の社台ファームにて繁殖馬となる予定とのこと。

同馬は2013年11月にデビュー。直線で一瞬行き場を失うロスがありながらも余裕の手応えで抜け出し新馬勝ちを収めると、翌年1月、果敢にフェアリーSに挑戦。中団追走から大激戦となった直線での追い比べを制し、重賞初挑戦初制覇を遂げた。ただその後に両橈側手根骨々折を発症し春のクラシックを全休。同年の秋華賞で復帰を果たしたものの、11着に敗退すると、その後もなかなか復調のきっかけを掴むことができず、本年2月6日の初音S（12着）がラストランになることとなった。

▽【オメガハートロック】
父ネオユニヴァース
母オメガアイランド
母父エルコンドルパサー
通算9戦2勝

《重賞勝鞍》
2014年　フェアリーS（GIII）

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