おしらせ
【小倉大賞典】マイネルフロスト 抜群の自在性が武器
2月21日、小倉競馬場で古馬のハンデ重賞・小倉大賞典(GIII、芝1800m)が行われる。
マイネルフロスト(牡5、美浦・高木)は、2走前の中山金杯で逃げて2着、前走のAJCCでは中団から渋太く伸びて4着。勝ち切れないもどかしさは同居するものの、抜群の自在性を武器に安定した走りを続けている。小倉は初になるが福島のオープン特別を勝利しており、小回りコースは歓迎のクチだろう。ハンデは中山金杯から据え置きの57キロで、相手関係は若干楽になることを考えればVの可能性十分。昨年9月から稼動を続けているが中間に素軽い動きを見せており、デキ落ちはなさそう。一連の好調維持。
ダコール(牡8、栗東・中竹)は、小倉芝で【2.2.1.2】。小倉大賞典では2013年に55キロでアタマ差2着、2015年に57キロで3着とコース、そして時季的な相性は申し分ない。以前は追い上げ一辺倒の脚質だったが、前走日経新春杯では前々の競馬から4着を確保。鞍上小牧騎手が見事に新味を引き出してみせた。その時のハンデは58キロ、くわえて冬場とあって絞り切れず馬体重プラス22キロでの出走ながらこのパフォーマンスで、明け8歳にして更に地力を増している感さえ。斤量は引き続き58キロだが相手弱化、コース相性、そして脚質に幅ができたことも加味すれば首位争いの資格あり。中間の稽古では柔軟な伸びを披露。ひと叩きされての上積みも前進を後押しする。
アルバートドック(牡4、栗東・松田博)は昨年春に京都新聞杯で3着、白百合SでV。秋にはオープン特別で3着、3着と古馬相手にも健闘を続け、このクラスでやれるメドを立てている。小倉は初だが直線平坦な京都で良績を残しているし、一瞬の切れを持ち味とすることから相性は悪くないはず。ハンデ55キロはやや恵まれた印象もあり、上位争いに加わってきそうだ。中間は“マツパク流”のウッド長め調教を入念にこなし、2カ月ぶりとは思えない状態にある。
コスモソーンパーク(牡8、美浦・池上)は、立ち回りのセンスが光る小回り巧者。昨年このレースではスタートで後手を踏み、序盤は後方に置かれたが持ち前の機動力で挽回し、勝ち馬に半馬身差まで迫る2着と好走を果たした。仮にスムーズだったならば先頭ゴールインは十分あったはずで、今年はその“忘れ物”を取り戻したいところだろう。中山のニューイヤーSからの臨戦というローテは昨年同様で、ハンデも昨年から据え置きの56キロ。時計勝負になると分が悪そうだが、馬場が悪化し渋太さ比べになれば勝機は十分だ。天気予報によればレース前日2月20日、福岡県の降水確率は60%となっている。
ベルーフ(牡4、栗東・池江)は、エンジン性能は一級品ながら他馬を気にして力を出し切れないレースが続いていたが、前走の日経新春杯(5着)で折り合い面に進境を見せた。昨年夏の小倉記念では2着と相性のいいコースで、ハンデ56キロも手ごろ。精神面で成長を果たしつつある今なら、勝ち負けに加わってきていい。前走は中山金杯での放馬、負傷明けでいささか追い不足の感があったが、この中間は入念そのもの。調整過程は今回のほうが上だ。
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