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【フェブラリーS】ノンコノユメ 爆発的な末脚は東京でこそ

2月21日、東京競馬場でJRA今年初のGIとなるフェブラリーS(GI、ダ1600m)が行われる。

昨年7月、ジャパンダートダービーを制し世代の頂点に立ったノンコノユメ(牡4、美浦・加藤征)は、初の古馬との対戦だった昨年11月の武蔵野Sも勝利し4連勝。勢いに乗って臨んだ前走GIのチャンピオンズCで連勝は途切れたが、それまでのように外一辺倒ではなくインを突けるところを見せたのは大きな収穫だったと言えよう。武器は爆発的な末脚。もっともそれが活かせるのが東京コースで、実際ここまで【4.0.1.0】、うち重賞は2勝だ。ユニコーンSでは出遅れ、武蔵野Sは3歳馬ながら58キロといずれも楽ではない条件を克服しての勝利で、東京ダートのマイルはこれ以上ないベストの舞台。当然ここを目標に据え、逆算しての調整が進んでいる。1月中旬に帰厩し入念に乗り込まれており、攻め量は十分。1週前追いでは格下馬に見劣ってしまったが、もともと稽古ではそんなに走らないタイプだけに懸念視は不要だろう。騎手騎乗でしっかり負荷を掛けることができていること自体、好材料と見たい。今週問題なく動いてくれば、態勢は整ってくるはず。

2014年、2015年と連覇を果たし、今回フェブラリーSを3連覇の偉業なるかに注目のコパノリッキー(牡6、栗東・村山)。昨年暮れのチャンピオンズCで7着、東京大賞典で4着と自分の形で競馬を進めながら粘りを欠くレースが続いているあたりは気になるが、今回は強力な同型馬がおらず、よりマイペースでのレース運びが叶いそうで、得意コースで逆襲する可能性は十分あるだろう。1週前追いでは3頭併せのなか脚色圧倒で先着。昨年10月から走り続けており上積みは強調しづらいところだが、デキ落ちはなくいい状態をしっかり維持できていると見ていいだろう。

モーニン(牡4、栗東・石坂)は、条件クラスを無敗の4連勝でクリアし、オープンへの昇級初戦だった昨年秋の武蔵野Sでさっそく3着に入った。そして前走、3カ月ぶりの一戦だった根岸Sで重賞を初勝利。いまだ底を見せておらず、初のGI挑戦でも主力の一角として扱うに足る好素材だ。中2週のため、中間は坂路で終いだけを伸ばす稽古1本のみだが、重苦しさを感じさせない伸びを見せており、一定の上積みはありそう。

昨年3着だったベストウォーリア(牡6、栗東・石坂)は、その時と同じ鞍上戸崎騎手とのコンビで参戦だ。東京ダートでは【3.1.2.1】で、左回りの盛岡で行われる交流GI・南部杯は2014年、2015年と2連覇。とにかく左回りのマイル戦を得意としている。条件が向いていなかった前走のJBCスプリントで3着に踏ん張ったように、ここ1年の崩れなさは特筆もの。目下まさに充実期と言えるだけに、昨年以上の結果が欲しいところだ。前哨戦は使わず、3カ月半の休養明けになるがぶっつけは当初の予定通り。南部杯の2勝はいずれも3カ月ぶりでのもので、鉄砲はまったく苦にしないタイプだ。帰厩以来順調に乗り込まれており、狙い通りに仕上がりつつある。

アスカノロマン(牡5、栗東・川村)は、前走の東海Sで道中2番手から直線半ばで抜け出し、押し切り勝ち。重賞初制覇を果たしている。好仕上がり、そしてスローペースに恵まれた部分はあるにせよ、早くから期待されていた素質馬が折り合い面の強化によってようやく開花したというところか。昨年秋から走っており、今回が叩き4戦目。ゆえに中間は1本のみで調整程度にウッドで流されたが、気分良く走っており、高いレベルでの平行線と言える。極端な時計勝負となれば分が悪そうだが、ある程度落ち着いた流れになればこの相手関係でも好位から粘り込むレース運びに期待していいだろう。

3年前にこのレースを制しているグレープブランデー(牡8、栗東・安田)は、前走根岸Sで58キロを背負いながら3着に入ってみせた。やはりこのコースは相性抜群だし、力量もまだまだ衰えていない。年齢的に大幅上昇とまでは言い切れないが、中間の軽快な動きからこの馬なりの好調は維持できているだろう。昨年は根岸Sで10着から、フェブラリーSでは4着。今回はそれ以上のパフォーマンスがあって驚けない。

ロワジャルダン(牡5、美浦・戸田)は3走前、不良馬場だったみやこSでダート1800mの日本レコードタイとなる、1分47秒8という時計を叩き出し勝利した快速馬。続くチャンピオンズCでは良馬場だったが0秒3差の4着と、馬場を問わず一線級と互角の走りが可能なことをアピールしている。今回は自身初のマイル戦だが、前走の東海Sでスローペースのなか窮屈な競馬となり人気を裏切ったことを考えれば、距離短縮で流れが速くなるのは歓迎だろう。対応できれば、上位進出の可能性十分。先週はオープン馬相手にウッドで内容の濃い併せ馬を消化しており、休み明けだった前走から気配は大きく上昇しているようだ。

なお2014年の2着馬で先日の川崎記念を勝ち、GI級10勝を達成したホッコータルマエ(牡7、栗東・西浦)の登録があるが、ここは回避しドバイワールドCへ直行する予定だ。

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