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【重賞完全攻略データ】フェブラリーS(GI)を徹底分析!

年末のチャンピオンズCと同様、砂の猛者が一堂に会するダート王決定戦。2016年の中央競馬最初のGIだけに、ここはしっかりと的中させて、気分よく春のGIに向かいたいところ。ここでは過去10年のデータから狙いどころを探っていきたい。

まずはローテーションから見ていこう。

■前走別成績
チャンピオンズC   【3.0.2.4】/勝率33.3% 連対率33.3% 複勝率55.5%
川崎記念       【2.4.2.9】/勝率11.8% 連対率35.3% 複勝率47.1%
東海S        【2.1.0.4】/勝率28.6% 連対率42.9% 複勝率42.9%
根岸S        【1.1.2.53】/勝率1.8% 連対率3.5% 複勝率7.0%
フェアウェルS    【1.0.0.0】/勝率100% 連対率100% 複勝率100%
東京大賞典      【0.3.4.8】/勝率0.0% 連対率20.0% 複勝率46.7%
アレキサンドライトS 【0.1.0.0】/勝率0.0% 連対率100% 複勝率100%
※チャンピオンズCにはジャパンCダートも含む

2009年のカジノドライブ、2014年のコパノリッキーといったように、時折1600万やオープン特別から好走馬が出ることはあるが、それらはあくまでも例外的なパターン。好走馬を出すステップは現状、チャンピオンズC、川崎記念、東海S、根岸S、東京大賞典の5つに絞られる。ただ、出走馬の多くがこれらのステップを踏むわけで、取捨のポイントはその着順となる。まずはチャンピオンズC組だが、ジャパンCダート時も含めて1着馬が【3.0.1.1】と断然。とはいえ中京開催のチャンピオンズCなって即、直行した11着馬が3着と、データ的に気になるところもあるが……。超安定勢力ともいえる川崎記念組は、3着以内馬が【1.4.2.6】で、唯一ヴァーミリアンが取消明けから優勝したことを除けば、上位馬しか馬券になっていない。一方、平安Sに代わって、西の主要ステップとなった東海S組も要注目。2014年こそ馬券に絡まなかったものの、2015年はワンツー決着。買える着順は川崎記念と同様、【2.1.0.3】の3着以内馬のみだ。根岸S組は出走頭数が多いわりに成績は今一つだが、4頭の好走馬を出しているわけだから狙いを下げるのは危険。ただこちらも3着以内馬が【1.1.2.18】で、4着以下はまったく馬券になっていない。最後に優勝馬こそ出ていないが2・3着が多く安定感のある東京大賞典組だが、こちらも3着以内馬が【0.1.3.3】。だが、5着馬が【0.2.1.2】の好成績で、こちらは入着馬まで広げて狙う必要がありそうだ。

次は好走馬の実績を見てみるが、ポイントは過去の重賞実績というより、前年GIの成績にあるかもしれない。

■過去10年の3着以内馬の前年の主なGI成績
2006年 カネヒキリ/3勝
    シーキングザダイヤ/2着5回
    ユートピア/1勝
2007年 サンライズバッカス/入着1回
    ブルーコンコルド/3勝
    ビッググラス/出走せず
2008年 ヴァーミリアン/4勝
    ブルーコンコルド/2勝
    ワイルドワンダー/2着1回
2009年 サクセスブロッケン/1勝
    カジノドライヴ/着外1回
    カネヒキリ/2勝
2010年 エスポワールシチー/3勝
    テスタマッタ/1勝
    サクセスブロッケン/2勝
2011年 トランセンド/1勝
    フリオーソ/1勝
    バーディバーディ/3着1回
2012年 テスタマッタ/3着1回
    シルクフォーチュン/3着1回
    ワンダーアキュート/2着2回
2013年 グレープブランデー/入着1回
    エスポワールシチー/2勝
    ワンダーアキュート/1勝
2014年 コパノリッキー/出走せず
    ホッコータルマエ/4勝
    ベルシャザール/1勝
2015年 コパノリッキー/3勝
    インカンテーション/着外1回
    ベストウォーリア/1勝

3着以内30頭中、実に18頭が前年にGI勝利を挙げている。残る不出走馬2頭を除く10頭にしても、6頭に前年GIで2・3着した実績があり、入着馬も2頭いる。ダートの実力馬は調子の変動が少ないといわれるが、直近のハイレベルレース(前年GI)で高いパフォーマンスを見せつけていることはやはり大きなプラス材料で、能力の減退がなく、さらに勢いがあるかどうかがポイントになる。さらに前年GIで着外しかなかった馬も2頭いるが、国内GIのみでカウントすれば、1回しかGI出走はなかった。複数回GIに挑戦して好走できないような「GIでは苦しい」というタイプの馬ではなく、一応好走の可能性は秘めていたともいえる。

さて、ダートの実力馬は調子の変動が少ないと書いたが、確かに芝馬と比べて息の長い活躍をする印象がある。そこで年齢別成績もチェックしてみた。

■年齢別成績
4歳馬  【3.2.1.30】/勝率8.3% 連対率13.9% 複勝率16.7%
5歳馬  【5.3.2.14】/勝率20.8% 連対率33.3% 複勝率41.7%
6歳馬  【2.1.5.34】/勝率4.8% 連対率7.1% 複勝率19.0%
7歳以上 【0.4.2.51】/勝率0.0% 連対率7.0% 複勝率10.5%

7歳以上が最多出走というのが、いかにもダート戦らしいところで、しかも2着が4回あるということを考えれば、高齢馬侮り難しではある。ただ、該当馬(ブルーコンコルド、フリオーソ、エスポワールシチー)はすべてGI4勝以上の超実績馬ということを覚えておきたい。東京のダートマイル戦というスピードと底力を同時に試される舞台だけに単なる高齢馬では通用しない。一方、確率で見れば5歳馬の数値が飛び抜けており、2015年は3着以内を5歳馬が独占した。ダートの実力馬にすれば5歳あたりが十分に経験も積んで、脂が乗り切る時期なのだろう。困ったら5歳の実力馬を買っておくという手もありそうだ。

東京のダートマイル戦は、スタート直後が芝コースなことから、芝が得意でない馬はダッシュがつかないケースもあり、芝適性次第では外枠が有利になるといわれている。そこで枠順別の成績も見てみると、

■枠順別成績
1枠【1.0.1.18】
2枠【2.2.1.15】
3枠【0.1.2.17】
4枠【0.1.0.19】
5枠【0.2.3.14】
6枠【2.0.1.17】
7枠【2.3.0.15】
8枠【3.1.2.14】

やはりハッキリと外枠有利の傾向が出ている。とくに内枠に入った差し・追い込み馬は、経済ルートを通れそうな印象もあるが、よほどの切れ者でない限り苦戦している。

さらに最後に一応付け加えておくが、当レースでよく見られる芝からの転戦組は【0.0.0.15】。何度も痛い目にあっている人もいるかと思うが、GI馬といえどもその看板に惑わされたら絶対にいけない!

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