おしらせ
【先週のお別れ】ボージェスト、イリュミナンスなど
[2月17日抹消]
ボージェスト(牝5、美浦・木村)
通算成績
11戦2勝
本馬は父キングカメハメハ、母アドマイヤグルーヴ、全弟に2015年牡馬クラシック2冠馬のドゥラメンテがいる超良血馬で、個人馬主向けクラブである社台オーナーズにて1口500万円(計10口)、総額5000万円で募集された。
デビューは2013年11月16日、京都芝1600m。レースでは勝ち馬エイシンブルズアイから0秒7差の8着に敗退してしまったが、そこから9カ月の休養を経て臨んだ札幌のダート未勝利戦で良血の片鱗を見せ付ける。福永騎手を背に中団からレースを進めると、4コーナーで先団に取り付き、直線では力強い伸び脚を見せ後続を圧倒。待望の初勝利を挙げた。その後は、キャリア5戦目にあたる2015年3月末の4歳上500万下(15着)をもって栗東の友道厩舎から美浦の木村厩舎へと転厩したが、新天地2戦目の3歳上500万下で早々に2勝目をゲット。これを契機にいよいよ軌道に乗るかと思われたものの、そこから数戦後、本年2月14日のテレビ山梨杯(9着)後に残念ながら肺からの鼻出血が判明。関係者の間で協議された結果、長期休養を余儀なくされるとともに、再発の可能性が極めて高いこと等が考慮され、クラブ規定の6歳3月末を待たずに登録抹消の手続きがとられることとなった。
なお、母アドマイヤグルーヴは2012年に、祖母エアグルーヴは2013年に相次いでこの世を去っており、本馬には日本が誇る貴重なメアーラインを受け継ぐ繁殖牝馬として大きな期待が寄せられることになるだろう。
[2月19日抹消]
イリュミナンス(牝6、栗東・松永幹)
通算成績
22戦4勝
母スキッフルは競走成績僅か1戦のみで引退してしまったが、繁殖馬としては4番仔である本馬以外にも、3番仔フラガラッハが2012年・2013年の中京記念を連覇、5番仔フェルメッツァは本年1月9日の初咲賞で4勝目を挙げる活躍、また、6番仔で現3歳のエスティタートもすでに2勝を挙げ春の大舞台への進出が期待されるなど、非常に高いレベルでの仔出しの良さに定評がある馬だ。ちなみに前述の4頭すべてが栗東の松永幹厩舎で管理されていて、本馬含めそのうち3頭が新馬勝ち、デビュー勝ちを逃したフラガラッハも2戦目で初勝利を挙げるなど、初戦から狙える血統としても注目されている。
2010年2月に生を受けた本馬(父マンハッタンカフェ)は2012年12月22日の阪神芝1600mでデビュー。名牝ダイワスカーレットの初仔として騒がれたダイワレーヌや、のちにマーメイドSを勝つシャトーブランシュ、フローラSで3着するブリュネットらを何ら問題にすることなく、メンバー最速34秒0の脚を繰り出し、5馬身の差をつけて初陣を飾った。その後もフェアリーS4着、クイーンC3着と好戦を続け、自身6戦目にあたる2013年6月8日の阪神3歳上500万下では武豊騎手を背に待望の2勝目をゲット。また、翌2014年5月には三木特別、降級が絡んだ10月には堀川特別と、1000万条件戦を2勝。さらには準オープンに昇級後も2015年5月のパールSで先日の京都金杯を勝ったウインプリメーラ相手に2着、8月のGIIIクイーンSで0秒2差3着と、気を吐くレースを続けた。しかし4勝目以降、結局勝ち星を積み重ねることは叶わず、本年2月13日の飛鳥S5着が中央での最後のレースとなっている。
なお、2月15日?2月21日までの登録抹消は他67頭
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