おしらせ
【阪急杯】ミッキーラブソング 橋口弘師引退の花道を飾れるか
2月28日、阪神競馬場で阪急杯(GIII、芝1400m)が行われる。
ミッキーラブソング(牡5、栗東・橋口弘)は、これまでの末一辺倒なレースぶりから一転、ここ2走はともに好位追走の形から0秒3差3着、0秒2差2着と僅差の内容で馬券に絡む活躍を見せている。前めの型を身につけた今なら阪神開幕週の馬場が大きくプラスに働きそうだし、1400mでは過去7戦3勝2着2回。掲示板を外したことは一度もないという安定感抜群のカテゴリーだ。今の充実度をもってして、今回仮に好位内めを進んできっちり脚を溜められるようであれば、GI馬が揃ったここでも十分好勝負に持ち込めるはず。この週末で定年引退を迎える橋口弘師の花道を飾る走りができるかどうか注目したい。
オメガヴェンデッタ(セ5、栗東・安田)は、2番人気に推された京都金杯で12着の大敗を喫したが、開幕週の京都馬場に加え、完全な前残りのペースを後方11番手で追走してしまっては致し方なしか。ただ、緩い流れに終始掛かり気味だったし、これまでの戦績を考えれば1F短縮の1400mで見直す価値は十分にあるはず。前に行くとフワッとして甘くなる分、現状溜める競馬しかできない弱みはあるが、スムーズにレースができれば末は確実で、太かった馬体が絞れれば、その切れ味にもいっそうの磨きがかかるはず。武豊騎手鞍上も心強い限りだ。
ミッキーアイル(牡5、栗東・音無)は、2015年シーズンこそ勝鞍がなかったが、好位追走から高松宮記念で0秒1差3着、スプリンターズSで0秒2差4着と、逃げ一辺倒の脚質から脱却を図れたことが大一番での安定した成績に繋がっている。海外遠征帰りとはなるが今回も前に馬を置いて競馬を進めることができれば大崩れすることは考えにくく、またこのレースは昨年、勝ち馬ダイワマッジョーレとタイム差なしの2着の実績があり、今年は当時と比べて1キロ軽い斤量で出走できるのも大きな強みだろう。復権へ向けた今期初戦。久々の美酒に酔えるかどうか注目の一戦だ。
レッツゴードンキ(牝4、栗東・梅田)は、前走マイルCSで斤量の恩恵はあったにせよ、ハナを奪い直線残り200mまでは先頭を死守。100m付近で脚色が鈍ったとはいえ、勝ち馬モーリス相手に0秒5差の6着。3歳牝馬だった身としては上々の内容だろう。この中間は2月18日の稽古で坂路4F50秒1を計時(一杯)。あわや49秒台かという文句ないタイムで周囲をざわつかせた。2走前の秋華賞のように、出遅れや折り合いを欠く心配はあるものの、一級品のスピード性能を証明するには阪神開幕週の1400mは願ってもない条件だろう。
2014年マイルCSの覇者ダノンシャーク(牡8、栗東・大久保)は、このレースには過去2年参戦し、9着、5着という結果。昨年末の阪神Cも15着に敗れており、一見、阪神1400mという条件は鬼門にも映る。ただ、その阪神Cでは最後の直線、包まれて全く追えず終いだったし、他馬に前を遮られ手綱を引っ張るロスが響いたのも確か。8歳を迎えさすがにそう大幅な上昇は望めないかもしれないが、昨秋のマイルCSでは勝ち馬モーリスと同じ上がり33秒1の切れ味を披露、また毎日王冠ではイスラボニータ、ディサイファらと僅差接戦。まだまだその実力を軽視するわけにはいかない。
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