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【地方競馬】大井競馬場で重賞・マイルグランプリ 新星スマイルウィが重賞連勝を目指す

重賞連勝を狙うスマイルウィ。

7月27日、大井競馬場で重賞・マイルグランプリが開催される。歴代優勝馬にはコンサートボーイ、アブクマポーロ、アジュディミツオー、フジノウェーブ、ミューチャリーなど錚々たる面々が名を連ねる出世レースに今年は12頭が参戦する。1着賞金は2500万円。枠順、発走時刻は以下の通り。

■大井11R・マイルグランプリ(SII、ダ1600m) 20時10分発走

1枠1番 タイムフライヤー (牡7、大井・村上頼)森泰斗

2枠2番 リコーシーウルフ (牡5、大井・荒山勝)和田譲

3枠3番 アヴァンティスト (牡6、大井・藤田輝)本橋孝

4枠4番 コズミックフォース(牡7、大井・藤田輝)石崎駿

5枠5番 コパノジャッキー (牡7、大井・荒山勝)今野忠
5枠6番 ハルディネロ   (牡6、大井・荒山勝)藤田凌

6枠7番 クロスケ     (牡7、大井・柏木一)達城龍
6枠8番 リンゾウチャネル (牡6、大井・荒山勝)笹川翼

7枠9番 スマイルウィ   (牡5、船橋・張田京)張田昴
7枠10番 アディラート   (牡8、大井・森下淳)真島大

8枠11番 グレンツェント  (牡9、大井・藤田輝)本田正
8枠12番 ゴールドホイヤー (牡5、川崎・岩本洋)山崎誠

新星スマイルウィ(牡5、船橋・張田京)が注目の存在だ。連勝の勢いに乗って挑んだ前走の京成盃グランドマイラーズでは、かしわ記念などJpnI2勝の実績を誇るカジノフォンテン、4歳世代屈指の実力馬ギガキングなどの強力なメンバーを相手に、道中2番手から抜け出す横綱相撲で完勝。マイル路線の新たな主役に名乗りを上げた。
今回は初めての右回りがポイントになりそうだが、今の勢いをもってすればアッサリ克服しても何ら驚けない。秋の大舞台に向けて、連勝を伸ばしたい一戦だ。

タイムフライヤー(牡7、大井・村上頼)はJRAの2歳芝GI・ホープフルSの勝ち馬。今回が南関東転厩3戦目となる。
2年近く白星はないが、昨年の根岸Sで3着、今年のフェブラリーSで5着などJRA重賞でも好走を見せてきた。母父ブライアンズタイム譲りの馬力が持ち味で、大井の内回りも条件としては向いているはず。実績馬の復活なるか。

このレースに3頭の管理馬を出走させる大井・藤田輝厩舎。筆頭格は前走のマイルグランプリトライアルで2着に4馬身差をつける圧勝劇を演じた大ベテラングレンツェント(牡9、大井・藤田輝)だ。
9歳となったが、まだまだ元気いっぱいの同馬。今年に入ってからもマイルの距離で4戦2勝3着1回と安定した成績を残している。
マイルグランプリでは3年連続2着とあと一歩の競馬が続いているが、今年こそ金メダルを手に入れたい。

ゴールドホイヤー(牡5、川崎・岩本洋)は2020年の羽田盃馬。どちらかと言えば中距離向きの印象もある同馬だが、川崎マイラーズやサンタアニタトロフィーにおける連対実績が示すように、マイルの距離も守備範囲だ。
今回は大外枠に入ってしまったが、この馬を良く知る山崎誠騎手がうまく導いてくれることを期待したい。

コズミックフォース(牡7、大井・藤田輝)は勝島王冠の勝ち馬。ここ2戦は報知グランプリCで7着、川崎マイラーズで13着と崩れてしまったが、舞台が大井に替わるのは何よりの好材料。大井コースは3戦3勝とめっぽう得意にしており、前進は必至だ。
その一方で、主戦の御神本騎手が騎乗停止処分を受けてしまい手綱を取れなくなった点は懸念材料。急遽のテン乗りとなる石崎駿騎手の騎乗ぶりに注目だ。

そのほか、マイルグランプリトライアルの2着馬リコーシーウルフ(牡5、大井・荒山勝)、荒山勝厩舎ゆかりの血統馬で、同コースの重賞サンタアニタトロフィー3着の実績があるハルディネロ(牡6、大井・荒山勝)、南関東転厩初戦のアヴァンティスト(牡6、大井・藤田輝)らも上位進出を目論む。

(Text:Inoue)

【第29回 マイルグランプリ(SII)】の調教追い切り動画 TCK 東京シティ競馬【公式】より


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