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【今週の重賞】[アイビスサマーダッシュ]千直の王ライオンボスが3年ぶりのV目指す

7月31日、新潟競馬場で第22回・アイビスサマーダッシュ(GIII、芝1000m)が開催される。JRAで唯一の芝1000m重賞であり、直線競馬で開催される新潟名物の電撃戦だ。

ライオンボス(牡7、美浦・和田郎)は、2019年の覇者で去年、一昨年の2着馬。このコースは9戦して4勝2着3回と非常に得意にしており、まさに“千直の王”と言える成績を残している。近走は不調だが、前走の春雷Sでは13番人気ながら5着と掲示板は確保。抜群のスタートから2番手を追走し、最後まで渋太い粘りを見せた内容は復調気配を感じさせた。千直の王が坂井瑠星騎手との新コンビで3年ぶりのVを目指す。

オールアットワンス(牝4、美浦・中舘)は、昨年の勝ち馬。前走の韋駄天Sでは6着に敗れたが、内めの2枠4番発走と枠順が厳しかった。3走前の京阪杯8着のように1200m以上のレースでは、追ってから伸びない走りを見せており千直向きの馬であることは明らかだろう。また7月から9月の暑い時期に3戦3勝と好成績を誇っている。連覇へ向けて気温の上昇とともに調子もあげてきそうだ。

ヴェントヴォーチェ(牡5、栗東・牧浦)は、2走前の春雷Sでタイセイビジョンやタイセイアベニールなどを相手に勝利し地力強化をアピールした。続く前走・函館スプリントSでも好走が期待されたが、ここでは7着。これは前有利の開幕週ながら、一歩目で出遅れ中団後方からの競馬となってしまった点が痛かった。直線ではしっかり脚を使っており、2着と0秒1差なら重賞でもやれる力を示したと言えるだろう。千直戦は3歳春に圧勝経験があるのが強み。これで人気を落とすようなら馬券妙味ありと言えそうだ。

マリアズハート(牝6、美浦・菊沢)は、韋駄天Sの勝ち馬。中団追走から外ラチ沿いに各馬が殺到する混戦の中、馬群の狭いところを割って突き抜け勝利。直線競馬において、馬群を割れることは大きなアドバンテージとなりそう。これで千直は2戦2勝。得意としているこの舞台で勢いに乗って重賞初制覇を狙う。

スティクス(牝4、栗東・武幸)は藤田菜騎手に乗り替わることで注目を集めることになりそう。2走前の韋駄天Sでは、3枠6番からハナに立ラチ沿いまで外に出していったが隣枠のシンシティに寄られる不利などもあり10着に敗退。次走のCBC賞では8枠15番からの出走で、すんなり逃げることができず、ハイペースで逃げる勝ち馬のテイエムスパーダについていく形となり、直線で伸びを欠き7着。2走続けて枠に泣きチグハグな競馬となったが、スムーズに先行できればテンのスピードは出走馬の中でも上位のはず。ここも枠次第だが勝ち負けも期待できそうだ。

この他にも、前走駿風Sでジャズエチュードとの追い比べを制し、オープン入りを果たしたトキメキ(牝5、美浦・斎藤誠)や韋駄天Sで2着した時の西村淳騎手とコンビで挑むロードベイリーフ(牡5、栗東・森田)、条件戦を連勝しここに駒を進めてきたマウンテンムスメ(牝4、美浦・中野)などこの舞台を狙って参戦する馬が多数。新潟開催のスタートを飾る名物重賞を制するのはどの馬か、要注目の一戦だ。

(Text:Nakai)

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