おしらせ
【地方競馬】船橋競馬場で重賞・習志野きらっとスプリント コパノフィーリング連覇なるか
7月26日、船橋競馬場で重賞・習志野きらっとスプリントが開催される。1000m以下の超電撃戦で構成される「スーパースプリントシリーズ」の最終戦、シリーズ王者を決める戦いに今年は精鋭9頭が参戦する。1着賞金は3100万円。枠順、発走時刻は以下の通り。
■船橋11R・習志野きらっとスプリント(SI、ダ1000m) 20時05分発走
1枠1番 ナムラムツゴロー (牡7、愛知・坂口義)細川智
2枠2番 ファントムバレット(牡7、船橋・伊藤滋)山崎誠
3枠3番 ロトヴィグラス (牡7、佐賀・真島元)竹吉徹
4枠4番 コパノフィーリング(牝5、船橋・新井清)森泰斗
5枠5番 ブンロート (牡5、船橋・矢野義)本田正
6枠6番 カプリフレイバー (牡5、船橋・稲益貴)真島大
7枠7番 キモンルビー (牝5、船橋・川島一)御神本
8枠8番 コウギョウブライト(セ7、川崎・林隆) 池谷匠
8枠9番 ギシギシ (牡4、大井・栗田裕)笹川翼
昨年度の覇者コパノフィーリング(牝5、船橋・新井清)は連覇のかかる一戦となる。1月の船橋記念以来の実戦となった前走・川崎スパーキングスプリントは、斤量とローテーションのせいか3番人気に甘んじていたが、終わってみれば危なげなく勝利。貫録たっぷりの走りだった。
ひと叩きの効果で体調も上向いているようで、連覇に向けて視界は良好。持ち前のスピードを活かして一気呵成に逃げ切りを目指す。
そのコパノフィーリングを船橋記念で下したのがキモンルビー(牝5、船橋・川島一)だ。短距離での安定感は驚異的のひと言で、2020年12月から今年1月の船橋記念まで実に12連勝を記録した。ここ3戦は勝ち切れていないものの、それでも馬券圏内を外しておらず崩れるシーンはなかなか想像できない。
同馬を所有するのはコパノフィーリングのオーナーでもある“Dr.コパ”こと小林祥晃氏。所有馬によるワンツー決着も十分にあり得そうだ。
ギシギシ(牡4、大井・栗田裕)は1200m路線のニュースター。昨年末に実戦復帰を果たすと、破竹の勢いで白星を重ねた同馬。3走前のダートグレード競走・東京スプリントでも、シャマルやリュウノユキナといった強力JRA勢を相手にタイム差なしの3着に食い込んだ。
今回は久々の1000m、それも重賞が舞台になるが、そのスピードをもってすれば十分に対応可能。初の重賞タイトルを目指す。
ファントムバレット(牡7、船橋・伊藤滋)は1000m以下のレースで7勝を挙げる距離巧者。2走前のスパーキングスプリントチャレンジでは上述のキモンルビーに1馬身半差をつけて快勝した。
前走の川崎スパーキングスプリントでは1番人気に支持されたものの結果は5着。好発から逃げようとしたものの、内枠各馬に突っ張られ、外々を追走せざるを得なくなったのが響いたようだ。
今回は前走の7枠から一転して2枠からの発走。距離ロスを抑えられるうえ、枠順有利に先行できそうな並びとなった。スーパースプリントシリーズ最終戦で巻き返しを期す。
カプリフレイバー(牡5、船橋・稲益貴)は3走前の船橋記念でキモンルビーの2着と好走、コパノフィーリングには先着を果たしている。
ここ2戦は結果が出ていないが、陣営によると「走るのをヤメようとする」とのことで、今回はその対策としてブリンカーを着用する予定。
稽古では順調な仕上がりを見せており、馬具が効果を発揮するようならば、アッと驚く快走があっても驚けない。
その他にも閃光スプリントでキモンルビーを下したブンロート(牡5、船橋・矢野義)、川崎スパーキングスプリント2着のコウギョウブライト(セ7、川崎・林隆)、北陸・東海地区トライアルの日本海スプリントを制したナムラムツゴロー(牡7、愛知・坂口義)、九州地区トライアルの佐賀がばいダッシュを制したロトヴィグラス(牡7、佐賀・真島元)と各馬にチャンスがありそうな今年の習志野きらっとスプリント。
スーパースプリントシリーズのトリを飾るにふさわしい速く、熱いレースになることを期待したい。
(Text:Inoue)
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