【地方競馬】明日11日、大井競馬場で重賞・東京プリンセス賞　メイドイットマムの牝馬2冠なるか

5月11日、大井競馬場で重賞・東京プリンセス賞（SI、ダ1800m）が開催される。南関東牝馬クラシックの2冠目にあたる本競走に今年は12頭が登録している。1着賞金は2000万円。枠順、発走時刻は以下の通り。

■大井11R・東京プリンセス賞（SI、ダ1800m）　20時10分発走
1枠1番　メイドイットマム　（牝3、船橋・石井勝）　本橋孝

2枠2番　コアリオ　　　　　（牝3、大井・辻野豊）　菅原涼

3枠3番　スギノプリンセス　（牝3、川崎・佐々木仁）本田正

4枠4番　ラピスアダマンス　（牝3、船橋・坂本昇）　和田譲

5枠5番　インプローヴィング（牝3、川崎・佐々木仁）藤本現
5枠6番　ベストホリデー　　（牝3、船橋・伊藤滋）　澤田龍

6枠7番　ボヌールバローズ　（牝3、大井・福永敏）　笹川翼
6枠8番　フークエンジェル　（牝3、船橋・米谷康）　矢野貴

7枠9番　サーフズアップ　　（牝3、船橋・山下貴）　御神本
7枠10番 デザートウインド　（牝3、浦和・藤原智）　山崎誠

8枠11番 エオリエンヌ　　　（牝3、川崎・内田勝）　吉原寛
8枠12番 ポーチュラカ　　　（牝3、船橋・渋谷信）　森泰斗

メイドイットマム（牝3、船橋・石井勝）は昨年の東京2歳優駿牝馬の勝ち馬にして、浦和桜花賞の勝ち馬。この世代でトップの実績を誇る主役候補の筆頭だ。例年、浦和桜花賞の勝ち馬はこのレースで好成績を残しており、19年トーセンガーネットから昨年のスピーディキックまで4年連続で2冠牝馬の誕生となっている。メイドイットマムがこれに続く可能性は十分だろう。

サーフズアップ（牝3、船橋・山下貴）は浦和桜花賞の2着馬。その浦和桜花賞では、満を持して先に抜け出したところをメイドイットマムにあっさり交わされてしまった。そのため、大井の外回りに舞台が替わる今回は仕掛けのタイミングがポイントになりそうだ。名手・御神本騎手がどのような作戦を立てるかに注目したい。

スギノプリンセス（牝3、川崎・佐々木仁）は今年初戦だった浦和桜花賞で5着。門別所属時は地元の重賞・ブロッサムCをはじめ1700mで2戦2勝の戦績を残しており、1800mに距離が延びるのは歓迎材料のはず。叩いた上積みが見込める今回は更なる前進に期待したい。

ボヌールバローズ（牝3、大井・福永敏）は東京2歳優駿牝馬の2着馬。前走のクラシックトライアルは牡馬を相手に5着と粘りの走り。休み明けだったことを考えれば、まずまずの内容だったと言える。他の有力馬に先んじて大井の1800mを経験した強みを活かしたい。

フークエンジェル（牝3、船橋・米谷康）は浦和桜花賞3着馬。これまでに9戦して馬券を外したのは1回だけという安定感が光る。勝ち味に遅い点は否定できないものの、ここでも堅実な走りを見せてくれそうだ。

（Text:Inoue）

【第37回 東京プリンセス賞(SI)】の調教追い切り動画　TCK 東京シティ競馬【公式】より


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