【地方競馬】明日10日、大井競馬場で重賞・羽田盃　マンダリンヒーローを下したヒーローコールが中心

5月10日、大井競馬場で重賞・羽田盃（SI、ダ1800m）が開催される。南関東牡馬3冠の1戦目に今年は16頭が挑戦する。

なおダート競走の再編に伴って来年以降はJpnIとして施行されることが決まっており、南関東所属馬のみによる羽田盃は今年が最後となる。

1着賞金は3500万円。枠順、発走時刻は以下の通り。

■大井11R・羽田盃（SI、ダ1800m）　20時10分発走
1枠1番　オーマイグッネス　（牡3、船橋・山田信）今野忠
1枠2番　ブルマリンシェール（牡3、大井・佐野謙）町田直

2枠3番　リベイクフルシティ（セ3、大井・宗形竹）和田譲
2枠4番　ドラケン　　　　　（牡3、大井・堀千）　菅原涼

3枠5番　トノパー　　　　　（牡3、浦和・小久保）本田正
3枠6番　ミックファイア　　（牡3、大井・渡邉和）御神本

4枠7番　オピニオンリーダー（牡3、大井・澤佳）　矢野貴
4枠8番　ヒーローコール　　（牡3、浦和・小久保）森泰斗

5枠9番　サベージ　　　　　（牡3、大井・森下淳）石崎駿
5枠10番 タイガーチャージ　（牡3、大井・鈴木啓）吉原寛

6枠11番 サグアロ　　　　　（牡3、川崎・高月賢）山崎誠
6枠12番 サムタイムアゴー　（牡3、浦和・小久保）西啓

7枠13番 コルドゥアン　　　（牡3、船橋・山中尊）本橋孝
7枠14番 ポリゴンウェイヴ　（牡3、浦和・小久保）山口達

8枠15番 ラーテル　　　　　（セ3、川崎・高月賢）野畑凌
8枠16番 キングオブザナイル（牡3、浦和・小久保）笹川翼

5頭出しとなる浦和・小久保厩舎の大将格はヒーローコール（牡3、浦和・小久保）だ。

昨年の鎌倉記念を制した同馬は全日本2歳優駿でも地方馬最先着となる4着と好走。続く雲取賞ではケンタッキーダービーに挑戦したマンダリンヒーローを下して勝利を挙げた。

伏竜Sでの3着からも分かるように中央のOPクラスとも互角にやれる力の持ち主。地元馬同士なら力が一枚上の感も。どのような走りを見せるか注目したい。

対抗格もヒーローコールと同じく山口裕介オーナーが所有するサベージ（牡3、大井・森下淳）とポリゴンウェイヴ（牡3、浦和・小久保）ということになりそう。

前者はトライアルの京浜盃を差し切って勝利。後者は連闘で挑んだクラウンCを逃げ切って勝利した。正反対の脚質を持つ2頭が前と後ろでヒーローコールを挟む展開になりそうだ。

トノパー（牡3、浦和・小久保）は京浜盃2着馬。前崩れの展開で、1着馬、3着馬が差し・追い込み馬となったレースを唯一前で粘って2着とした点は評価できる。前走より100m距離が延びる羽田盃。先行して最後まで踏ん張れるか。

別路線組からはミックファイア（牡3、大井・渡邉和）を取り上げたい。ここまで3戦をいずれも逃げ切って土つかず。前走のひばり特別ではサベージに3馬身差をつけて圧倒した。休養が長引き今回が5か月ぶりの実戦となるが、底の知れなさ、未知の魅力に期待する手もあるだろう。

（Text:Inoue）

【第68回 羽田盃(SI)】の調教追い切り動画　TCK 東京シティ競馬【公式】より


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