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【先週のお別れ】レッドオーヴァル、レッドジゼルなど

[2月26日抹消]
レッドオーヴァル(牝6、栗東・安田)
通算成績
24戦3勝

本馬は東京サラブレッドクラブにて1口9万円(400口)、総額3600万円で募集されたディープインパクト産駒の牝馬で、半兄に安田記念勝ちのストロングリターン、中央・地方含めて12勝を挙げたダイワマックワンらがいる良血馬だ。

デビューは2012年11月11日の東京芝1400m戦。終始外々を回らされたロスが響いたか、3F33秒3の上がりを使うものの勝ち馬に僅かに届かず2着に惜敗、1.4倍の圧倒的人気(2番人気は7.8倍)に応えることはできなかった。ただ、続く中京での未勝利戦芝1400mを1分21秒5の中京競馬場の2歳レコードで勝ち上がると、続く紅梅Sではのちに牝馬GI3勝を成し遂げるメイショウマンボに3馬身の差をつけて圧勝する。1番人気に推されたチューリップ賞は逃げ・先行馬有利の流れもあって、後方からメンバー最速34秒4の上がりを叩き出すも7着に敗退したが、本番の桜花賞では勝ち馬アユサンと同タイム決着の2着と、その実力が世代トップレベルであることを証明してみせた。なお、アユサンに騎乗していたC.デムーロ騎手と本馬に騎乗していたM.デムーロ騎手の兄弟ワンツー決着も当時大きな話題になった。その後はオークスで距離の壁に泣きブービー17着、ローズSでも13着に大敗してしまったが、スプリント路線にシフトチェンジされた4歳春以降は2014年のスプリンターズSで0秒1差の3着に好走。さらに2015年の同レースでも7着とはいえ0秒3差と、タイミング一つで重賞はおろかGIに手が届いたとしても決しておかしくなかった馬であったと言える。

クラブ規定の引退が6歳3月末だけに、高松宮記念の大舞台で最後の雄姿を見たかったファンも多かったと思うが、本年2月の京都牝馬S(8着)が同馬のラストランとなっている。

[2月26日抹消]
レッドジゼル(牝6、栗東・笹田)
通算成績
24戦3勝

上記レッドオーヴァルと同世代であり、こちらも東京サラブレッドクラブにて1口5万円(400口)、総額2000万円で募集されたアグネスタキオン産駒の牝馬。叔父にエクリプスS勝ちのナサニエルがいる血統馬だ。

デビューは2012年10月21日の京都芝1800m戦。6番人気の低評価だったものの、好位2番手からの積極策で2着に入線し気を吐いたが、ただ今思えばさすがに相手が悪かったか、勝ち馬はのちの菊花賞馬エピファネイア。とはいえ、現ダート界で平安Sなど重賞3勝を挙げているクリノスターオー(3着)とのあいだに割って入ったように、高いポテンシャルを秘めていたことは想像に難くない。自身3戦目にあたる2013年1月の3歳未勝利戦で待望の初勝利を掴むと、その後も使われつつ着実に力をつけ、6戦目の矢車賞で2勝目をゲット。またキャリア13戦目となった2014年11月の西郷特別で3勝目を挙げた。ちなみにこの3度の勝鞍はクビ・ハナ・半馬身といずれも接戦をモノにしての結果で、加えて1000万クラスで3度の2着もすべて惜敗という内容。キャリア24戦目、結果的に最後のレースとなった春日特別も勝ち馬から僅か0秒3差の4着と、少々勝ち味に遅い部分はあったが、出資された方々からすれば、手に汗握るレースを十分に堪能できたのではないか。

なお、この馬もレッドオーヴァル同様、クラブ規定による6歳3月の引退期日を待たずして競走馬登録を抹消している。

なお、2月22日?2月28日までの登録抹消は他75頭

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