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【チューリップ賞】ジュエラーVSレッドアヴァンセ 切れ味比べは必見!

3月5日、阪神競馬場で桜花賞トライアルであるチューリップ賞(GIII、芝1600m)が行われる。

ジュエラー(牝3、栗東・藤岡)は、牡馬相手のシンザン記念で勝ち馬とタイム差なしの2着。スタートで後手を踏み、先行、内有利の馬場状態のなかで直線大外を回したが、メンバー最速上がり34秒5の目を見張る伸び脚を見せた。この中間も緩めることなく乗り込まれており、2月24日の坂路追いでは終い1F12秒1を計時。併せた相手にもキッチリ先着し、好調をアピールしている。半姉であるワンカラット、サンシャインも桜花賞前の主要レースを制し本番に駒を進めているだけに、3姉妹桜花賞出走へここはきっちりと勝ち切っておきたいところだろう。なお手綱を握る予定のM.デムーロ騎手はここも勝利するようなら、重賞騎乗機会6連続勝利となるだけに、そのレースぶりが大いに注目される。

レッドアヴァンセ(牝3、栗東・音無)は、前走エルフィンSでは後方2番手を追走し、直線大外に舵を切られると、軽くうながされただけで瞬時に反応し、ラスト2Fは11秒2-11秒3の切れ味を披露。先団をまとめて差し切る圧巻のパフォーマンスを見せた。当初は桜花賞へ直行のプランが持ち上がっていたようだが、元気が有り余っているということで急遽矛先をこちらに変更し、一戦挟むことに。当日どれほどの切れ味が見られるか大いに楽しみだ。また、母エリモピクシーはこれまでクラレント、レッドアリオンら4頭の重賞勝ち馬を輩出しており、それらに続く走りを見せられるかにも注目したい。

ウインファビラス(牝3、美浦・畠山)は阪神JFで勝ち馬メジャーエンブレムに次ぐ2着。新潟2歳Sでも評判馬ロードクエスト相手に2着していたことを考えれば、当時の10番人気評価はあまりに過少ジャッジだったと言わざるを得ない。今回は今期始動戦となるが、中間落ち着きがあって実にいい雰囲気で調整が進んでいる。元々が稽古駆けしない馬とはいえ、2月25日に松岡騎手を背にウッドで6Fの長めを追われ、直線では併せた僚馬2頭相手に迫力ある追い比べ。大差追走していた分もあってか突き放すことはできなかったが、1F12秒8とキッチリと脚を伸ばし切った。まだ若干馬体に余裕はあるが、最終追いと阪神への輸送でちょうど良くなるはずで、1週前としては文句ない状態と見ていい。

ここまで2戦2勝。無傷の3連勝で桜花賞出走を狙うシンハライト(牝3、栗東・石坂)も注目の存在。3カ月ぶりの実戦だった前走紅梅Sではスタートで後手を踏み、スムーズさを欠いたが、直線大外に持ち出されるとグイグイと伸び、2着馬との追い比べを制した。まだまだ荒削りだが資質は一級品。上の兄姉は概ねマイルから2000mあたりで結果を出しているだけに、この馬も1Fの延長は望むところだろう。デビュー当初から池添騎手が積極的に跨って稽古をつけており、この中間も同様。この馬に懸ける期待の高さが窺える。

アドマイヤリード(牝3、栗東・須貝)は、前走阪神JFで9着敗退。中団インコースで脚を溜め3角あたりまではほぼ完璧なレース運びだったが、4角へ差し掛かる間際に逆手前のままバランスを崩してしまい、大きく減速してしまった。終いはいい脚を使ってはいるが前も止まらずといった内容で、不完全燃焼なレースであったことは言うまでもない。なお、2歳時のファンタジーSで8着に敗れた際も手前の替えに手こずっており、過去2度の敗戦の原因は明らかだ。デビュー戦では牡馬の実力馬シルバーステートを負かしており、秘める資質は相当なレベル。スムーズであればまだまだ見限ることはできない実力馬だ。

2連勝中のエルビッシュ(牝3、栗東・角居)は、この中間坂路とコースを併用して入念に乗り込まれており、2月24日には福永騎手を背に、ウッドで古馬1000万と併せ馬。6Fを4、5馬身ほど追走する形から直線軽く仕掛けられた程度で鋭い伸び脚を見せて併入に持ち込んだ。最終追いのひと追いでキッチリ仕上がるだろうが、以前とは別馬かと見間違えるほどに逞しくなっており、この馬の周囲では評価がうなぎのぼりだとか。キャリア5戦、いまだ馬券圏を外していない安定度で権利獲得に挑む。

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