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【弥生賞】リオンディーズ 豪快な切れ味を披露

3月6日、中山競馬場で弥生賞(GII、芝2000m)が行われる。

新馬戦勝ちから中3週の臨戦だった朝日杯FSで、圧巻の瞬発力を発揮し勝利を収めたのがリオンディーズ(牡3、栗東・角居)だ。母は日米オークス馬シーザリオ、半兄はGIを2勝したエピファネイアという血統背景からの期待通り、もしくはそれ以上のポテンシャルを感じさせる走りっぷり。初の休養明け、初の中山遠征がどうかだが、それらを単なる杞憂に終わらせそうな雰囲気が漂う。中間の初時計は2月14日で、ここまでは馬なりオンリーの調整過程。驚くような時計こそ出てはいないが2月24日、28日のウッド追いではそれぞれ終いに軽く促されただけで豪快な切れ味を披露している。まだまだ良化の余地を残していそうだが、まずは自分の力を出してきそうだ。

デビュー2戦目のデイリー杯2歳Sを制したエアスピネル(牡3、栗東・笹田)は、前走の朝日杯FSで直線抜け出して先頭に立ち、ほぼ勝ちパターンに持ち込んでいた。しかし、リオンディーズが繰り出した別格の末脚に屈し2着。勝った相手を褒めるしかない内容だった。格付け済みな感はあるが、レース運びのそつなさではリオンディーズに対してアドバンテージがあり、器用さが求められる中山なら逆転の可能性は十分。母は秋華賞エアメサイアで、初の2000mも問題なさそうだ。2月上旬から順調に乗り込まれており、1週前追いは栗東坂路自己ベストタイとなる4F50秒8(一杯)の快時計をマーク。仇敵との再戦を前に、万全の態勢に仕上がりつつある。

マカヒキ(牡3、栗東・友道)は、前走の若駒Sが新馬戦勝ち以来3カ月ぶりの一戦だったが、スローペースのなかピタッと折り合い、ノーステッキで後続に1馬身以上つけ快勝してみせた。新馬戦も余裕たっぷりの勝ちっぷりだっただけに、器はかなり大きそう。GI戦ワンツー馬との対戦、初の中山遠征とハードルは上がるが、互角以上の走りを見せ本番での主役候補へ一気に名乗りを挙げたいところだ。前走後は在厩で調整され、1週前に長めから追われたウッド調教では3歳新馬を脚色圧倒で7馬身突き放している。前走時にある程度仕上がっていたようだが、更に良化を果たしていると見ていい。

オープン級では東京スポーツ杯2歳Sの6着が最高で、実績では上記3頭に見劣るタイセイサミット(牡3、栗東・矢作)だが、前走は今回と同じ中山芝2000m戦の寒竹賞で勝利。コース経験を武器に上位進出を目論む。その前走は3コーナー過ぎに内から寄られる不利があったが、動じることなく最速の上がり脚を駆使して勝ち切ったもの。時計も速く、内容は高く評価できる。東スポ杯6着にしてもスタート、直線と再三不利があるスムーズさを欠いての結果で、重賞で上位争いできる器の持ち主と言っていいだろう。中7週とひと息入っているが先週は栗東坂路で4F54秒4-1F12秒1(強め)と鋭い切れ味を披露。僚馬相手に脚色優勢で先着しており、一連の好調は維持できているようだ。

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