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【先週のお別れ】テイエムチュラッコ、ブリュネットなど

[3月3日抹消]
テイエムチュラッコ(牝5、栗東・柴田光)
通算成績
14戦2勝

本馬は父が2004年度のJRA顕彰馬であり、今日現在(2016年3月9日)獲得賞金(18億3518万9000円)の世界記録保持者でもあるテイエムオペラオー、母が2005年のアイビスサマーダッシュを制したテイエムチュラサンという良血馬だ。母の3番仔として、鹿児島県は鹿屋市と垂水市の市境にあるテイエム牧場で2011年4月25日にその生を受けた。

デビューは2013年8月3日、小倉の2歳未勝利戦(九州産馬限定)芝1200m。既走馬相手ということもあってか、18頭立ての10番人気という低評価だったが、レースでは母譲りのスピードを武器に好位積極策から後続に3馬身差をつける圧勝劇。単勝5460円を叩き出した。ちなみに、このレースでは「テイエム」の冠がつく竹園正繼オーナーの所有馬が本馬を含めて6頭出走し、1・2・3着を独占する快挙を成し遂げている。続くひまわり賞でも竹園オーナーの所有馬は7頭が出陣し、本馬が2着入線。1着のテイエムキュウコーとワンツーフィニッシュを達成した。

その後は少々早熟の傾向もあり、2014年4月の雪うさぎ賞を制すのみにとどまってしまったとはいえ、敗れたレースのいくつかを紐解いてみても、現オープンの短距離戦線で活躍しているネロやベルルミエール、シゲルカガらと差のない競馬をしていただけに、秘めた素質は一介の条件馬レベルでは決してなかったと言っても過言ではないかもしれない。本年2月27日の4歳上500万下(17着)を最後にターフに別れを告げているが、是非、数年後に産まれてくる仔らには自身はもちろん祖母以上の活躍を期待したいものだ。

[3月4日抹消]
ブリュネット(牝6、栗東・千田)
通算成績
30戦3勝

本馬はロードホースクラブにて1口2万5200円(500口)、総額1260万円で募集されたダイワメジャー産駒の牝馬。祖母ヴァージニーはブラジル生まれで、ディアナ大賞など同国のGIを3勝。その後アメリカに渡り、GIのビヴァリーヒルズHを制した名牝だ。

デビュー戦は2012年12月末の阪神芝1600m戦。10番人気の低評価を覆し3着に奮戦すると、3戦目にあたる翌年3月の阪神未勝利戦で初勝利を挙げる。その直後、勇躍果敢に挑戦したオークストライアルのフローラSでは勝ち馬であり、のちにジャパンC、宝塚記念で2着することになるデニムアンドルビーから僅か0秒2差の3着。本番への切符を掴むとともに大いに素質の片鱗を見せ付けた。続くオークスでは見せ場なく16着に大敗してしまったが、翌2014年3月の4歳上500万下(3着)を契機に成績が安定。同年11月、福島の3歳上500万下で待望の2勝目を挙げると、以降ほとんんど大崩れすることなく、2015年11月の精進湖特別では重賞で幾度となく好走歴があったマイネグレヴィルを負かし3勝目をマークした。1600万条件クラスに上がっても壁にぶつかることなく好戦を続け、本年2月の初音S、関門橋Sではともに5着と掲示板に乗る活躍。オープン入りが目と鼻の先というところまでのぼり詰めたのだが、6歳3月で引退というクラブ規定もあり、ターフに別れを告げることとなった。

なお、2月29日?3月6日までの登録抹消は他62頭。

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