【ファルコンS】シュウジ、トウショウドラフタら有力馬最終追い

3月19日に中京競馬場で開催されるファルコンS（GIII、芝1400m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

シュウジは栗東坂路で2馬身先に行く3歳500万下を追走する最終調整に臨んだ。残り1Fあたりで追いつき併走状態に持ち込むと、ゴール前でわずかに抜け出しクビ差の先着を果たした。時計はこの日の2番時計となる4F50秒3-1F12秒0（一杯）。旧・橋口弘次郎厩舎からの転厩馬だが、この中間は最終追いも含めて意欲的な併せ馬を5本こなすなど“様子見”といった雰囲気は皆無だ。万全のデキにある。

トウショウドラフタは、岩部騎手（レースは田辺騎手）を背に美浦ウッドを単走。仕掛けられたラストでは1F12秒3（強め）という切れ味を披露した。中間はハードな併せ馬を2本消化し、いずれも豪快に先着。久々だった前走を使われての上積みはかなり大きいと見ていいだろう。

ショウナンライズはスプリングSに出走する僚馬アドマイヤモラールと美浦ウッドで最終スパーリングを行い、同入している。先行していた差を詰められはしたがショウナンが体重の重い助手騎乗で、相手は騎手騎乗だった。手応えも終始余力たっぷりで、互角以上の動きだったと言っていい。クロッカスSを感冒で取り消した影響はなく上々の仕上がりぶりだ。

ブレイブスマッシュは、1週前に騎手騎乗の併せ馬を行ったのが実質の最終追い。輸送を控える今週は美浦ウッドコースで単走、終いだけ重点の内容に留まっている。2カ月ぶりになるが、柔軟性のある動きを見せており自分の力は出せそうな態勢に仕上がったようだ。

ルグランフリソンは、中1週となるため軽めのメニュー消化。栗東坂路を単走で終いだけを伸ばされ、4F55秒1-1F12秒2（強め）をマークした。ラストに手が動いたあたり、絶好調とまでは言い切れないが、一連の好調は維持か。

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