1991年宝塚記念制覇　メジロライアン死す

1991年の宝塚記念（GI、芝2200m）などを制したメジロライアン（牡29）が死亡したことが明らかとなった。3月17日の午前、老衰のため。

同馬は1989年にデビュー。翌1990年の弥生賞（GII、芝2000m）で重賞初制覇を飾ると皐月賞で3着、日本ダービーで2着、菊花賞で3着と同年のクラシック戦線において主役の一角として活躍した。古馬となった翌1991年、宝塚記念で念願のGI初制覇を果たす。芝中長距離のトップホースとして活躍したが、屈腱炎に悩まされ翌1992年秋に引退。引退後は種牡馬となり、オークスなどGIを5勝したメジロドーベル、天皇賞・春を制したメジロブライトらを輩出する。2007年に種牡馬生活を退き、以降は功労馬として北海道洞爺湖町のレイクヴィラファームで余生を過ごしていた。

▽【メジロライアン】
父アンバーシヤダイ
母メジロチエイサー
母父メジロサンマン
通算19戦7勝

《重賞勝鞍》
1991年　宝塚記念（GI）
1990年　弥生賞（GII）
1990年　京都新聞杯（GII）
1992年　日経賞（GII）

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