【高松宮記念】ミッキーアイル、アルビアーノら有力馬最終追い

3月27日に中京競馬場で行われる高松宮記念（GI、芝1200m）へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

ミッキーアイルは、松山騎手を背に栗東坂路で古馬1000万下と最終スパー。稽古駆けする相手の追撃を迎え撃つ形となり、脚色優勢で併入に持ち込んだ。時計は自己ベストを大きくクリアする4F49秒7-1F12秒3（強め）。中間も馬なりで好タイムを出せており、前走好走の反動は皆無で上積みはかなり大きいと見ていいだろう。

アルビアーノは、美浦ウッドで3頭併せを行った。直線では2頭の間に割って入り、一杯まで追われた両サイドの馬に対し手応えにお釣りを残したまま、ラストでは鋭く反応し1頭に先着、もう1頭に同入を果たしている。前走後にハ行が見られた一頓挫があり、中間の追い本数は少ないが、なんとか恥ずかしくないデキに仕上がったようだ。

ウリウリは、栗東へ駆け付けた戸崎騎手を背にウッドコースで併せ馬を行った。1週前の坂路追いで自己ベストを更新する猛時計を出しているため、この日は終いだけ重点の内容だったが、一杯まで追われた3歳未勝利馬をゴール前で楽に抜き去って先着を果たしている。ひと息入っていた前走を使われ、目下絶好の状態に仕上がったと見ていいだろう。

ハクサンムーンは、栗東坂路で追われ4F54秒9-1F12秒2（一杯）をマーク。この馬にしては平凡な時計だが、序盤はセーブ気味に進んだためで、懸念視は不要だろう。年齢的なものもあり、大幅上積みこそ強調できないが5カ月ぶりの前走好走の反動は少なく、順当に良化しているようだ。

エイシンブルズアイは栗東坂路で単走、終い重点に追われ4F53秒4-1F12秒0（馬なり）を計時した。折り合いは抜群で、その分しっかりラストに弾けることができていたのには好感。年明けからフル稼働しており、前走からは中2週とあって上積みは強調しづらい状況だが、高いレベルでの好調を堅持と見ていい。

スノードラゴンは美浦坂路で、大野騎手を背に単走。4F53秒4-1F12秒4（馬なり）と、現状時計の出にくい馬場状態を考えれば上々のタイムを楽にマークしてみせた。前走時は長期休養明けでやや手緩かった印象だが、今回ラストの伸びは迫力満点。使われてグンと上昇したようだ。

レッツゴードンキは荻野琢騎手（レースは岩田騎手）を背に栗東坂路で追われ4F52秒2-1F12秒1（一杯）をマークした。序盤から軽快に進むと、ラストも鞍上のゲキに応えてタレることなく脚を伸ばしている。前走時にある程度仕上がっていたが、そこから更に一定の上積みを見込める状況だろう。

ビッグアーサーは栗東坂路単走の最終リハとなり、4F51秒0-1F12秒0（強め）の好タイムをマーク。序盤は折り合い重視で進むと、ギアが入ったラスト2Fから抜群の反応を示しお釣りを残しながら11秒4-12秒0という快ラップを刻んでみせた。1週前に49秒台の猛時計を叩き出すなど中間の攻めは入念そのもので、絶好の状態に仕上がったか。

サクラゴスペルは勝浦騎手を背に美浦ウッドで併せ馬。直線手前で3馬身先に行っていた相手へ取りつくと、そこから体を並べて追われゴール直前で半馬身ほど抜け出してのフィニッシュを果たしている。海外帰りで3カ月半ぶりとなるが、それを感じさせないデキに仕上がっているようだ。

▽【関連リンク】
★★★さらに快適に！　無料の【UMAJINアプリ】Android版＆iOS版　最新バージョン配信中！★★★

■目指せ100万円！【ウマオネア】　今回のお題は【高松宮記念(GI)の勝ち馬を当てろ！】です！
■驚異の新指数【WINDEX】日曜阪神メイン・吹田特別では3連単14万3150円をズバリ！
■海外競馬はUMAJIN.netにお任せ！　「海外競馬」ページはコチラから！
■これを見ずして日曜日の馬券は買えない！　イチオシ大予想TV「馬キュン！」