おしらせ
ブエナ妹のサングレアルが引退 繁殖馬に
2014年のフローラSを制したサングレアル(牝5、栗東・池添学)が3月23日付けで競走馬登録を抹消、現役引退となったことがJRAより発表された。今後は北海道勇払郡安平町のノーザンファームで繁殖馬となる予定。
半姉にGI6勝の名牝ブエナビスタらがいる本馬は、その姉と同じく松田博師のもとで2013年11月にデビュー。岩田騎手を背に臨んだ初戦では中団から鋭く伸びて差し切り、単勝1.6倍と圧倒的な支持に応えて勝利した。年が明けて2014年、3歳初戦の福寿草特別では早い流れに馬が戸惑ったか、直線での伸びを欠き4着に敗退。初の黒星を喫した。このあとは放牧に出されリフレッシュを図り、春シーズンはオークス一本に絞ったローテーションで再始動となる。復帰初戦は本番の出走権をかけたトライアル・フローラS。重賞好走馬や1戦1勝馬らがエントリーしていたため、ここでは4番人気に留まったが、鞍上のアクションに応え大外から豪快に脚を伸ばすと、2着馬をゴール手前で捕らえ先頭ゴール。重賞初制覇を果たすとともに、最高の結果で樫の舞台へ駒を進めた。
しかし、オークスではマイナス14キロの馬体減が響いたか、4番人気7着に敗れる。夏の休養を経て3歳秋シーズンに復帰。だがローズS9着、秋華賞5着と歯がゆい結果が続くことに。その後もフローラSで見せた脚は影を潜め、重賞戦線においては苦戦を強いられた。そして4歳夏のクラス再編で準オープンに降級するも、3戦して5着、4着、5着。復調のきっかけを掴めぬまま、今年2月の松田博厩舎解散に伴い、池添学厩舎へ転厩となる。しかし、体質が良くなってこないことから新天地では1戦もすることなく関係者は引退を決断。母として、王家の血脈を伝えていくこととなった。
▽【サングレアル】
父ゼンノロブロイ
母ビワハイジ
母父Caerleon
通算13戦2勝
《重賞勝鞍》
2014年 フローラS(GII)
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