おしらせ
【ダービー卿CT】モーリスに続けるか!? 充実一途キャンベルジュニア登場!
4月3日、中山競馬場でダービー卿CT(GIII、芝1600m)が行われる。
ここまで6戦4勝の成績を誇るキャンベルジュニア(牡4、美浦・堀)。前走・関門橋Sでは勝負どころで他馬の手綱がせわしなく動くなか、持ったままの手応えで先頭に躍り出るや、直線では少々気合いをつけられた程度で後続に3馬身半の差をつけた。もともと期待されていた存在とはいえ、遅生まれの南半球産馬が徐々に覚醒しつつあるといった印象だ。今回格段に相手が強くなるもののハンデ戦で斤量は1キロ減った54キロ、加えて中間稽古でも落ち着き十分で、折り合いも文句なしとくれば期待するなという方がおかしな話か。厩舎の先輩モーリス同様、このレースでの勝利を飛躍への契機とできるかどうか、週末が注目される。
昨年末の香港C(11着)以来となるサトノアラジン(牡5、栗東・池江)。帰厩当初はかなり太めに映った体つきも、1週前に厩舎の後輩サトノダイヤモンドと併せて長めを追い切られた際には予想以上にスッキリと見せ、動きもキビキビ。実にいい雰囲気を醸し出していた。まだ最終追いが控えてはいるが、現状でも“これならば”と思えるほどのデキ。ハンデ57キロと、重賞未勝利馬にしては少々見込まれた感はあるが、デビュー前からGI級と謳われた逸材だけにそろそろタイトル1つ程度は手中に収めておきたいところだろう。
ダッシングブレイズ(牡4、栗東・吉村)は1番人気に推された東京新聞杯でラチに激突し落馬競走中止。その後はノーザンファームしがらきに放牧に出され再調整されたが、幸いダメージはなかったようでここまで至って順調にメニューを消化できている。馬体増減の幅が大きいタイプだが、休み明け自体を苦にするタイプではないだけにスムーズに走れさえすれば力は出し切れそうな雰囲気だ。前走を除けば10戦中7度でメンバー最速の上がりを計時しているキレ者中のキレ者。GI級レベルの面々相手に仕切り直しの一戦でどういったレースを見せてくれるだろうか。
牝馬のマジックタイム(牝5、美浦・中川)はサウスポーのイメージが強いが、前走は京都のGIII戦で秋華賞2着馬のクイーンズリングと同タイム決着の2着。牡馬相手に重賞を制しているウリウリ、ウインプリメーラらには堂々先着を果たして見せた。もともと阪神JFでレッドリヴェール、ハープスターら相手に0秒4差、クイーンC2着など高い資質を垣間見せていた馬だが、昨秋に復帰後4戦2勝2着2回と完全に本格化した印象だ。この中間の気配も牝馬ながらテンションが上がることなく落ち着き十分。24日の追い切りでは日経賞を控えていた有馬記念馬ゴールドアクターらと3頭併せを敢行し、追われる2頭をよそに持ったままの手応えで楽々併入に持ち込んだ。現状状態面に一切の不安はなく、前走から1キロ減のハンデ53キロも味方しそう。脚の使いどころがうまく嵌るようなら、牡馬相手でも十分太刀打ちできるはず。
中山重賞3勝の実績を誇るロゴタイプ(牡5、美浦・田中剛)だが、3年連続の出走となった前走の中山記念では0秒7引き離された7着に敗退、中山コースにおいてはじめて掲示板を外してしまった。ただ、持久力比べに強いタイプだけに、連続開催で多少なりとも馬場の劣化が見込める今なら変われてもいいのでは。また1週前稽古では田辺騎手が跨りウッド馬場の外めから脚を伸ばしたが、仕掛けて瞬時に反応できていたし、動きそのものも前走に比べだいぶ素軽くなっている印象だ。はたしてこの週末、GI2勝馬がおよそ3年ぶりとなる勝利の美酒に酔えるだろうか。
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