おしらせ
【大阪杯】ショウナンパンドラ しっかり気配上昇
4月3日、阪神競馬場で大阪杯(GII、芝2000m)が行われる。
ショウナンパンドラ(牝5、栗東・高野)は昨年のジャパンC覇者。スタートこそ後手を踏むケースが多いが、序盤にしっかり折り合うことができ、その分ラストで確実に弾けることができる競馬センスの高さが持ち味だ。ある程度頭数が収まる今回は捌きに苦労することもなさそうで、首位争いは確実。昨年このレースでは不良馬場に泣いて9着に終わったが、その悔しさをVできっちり晴らしたいところだろう。昨年暮れの有馬記念は体調が整わず急遽回避したが、その甲斐あってかこの中間、入念過ぎるほどに追われてもまったくへこたれる様子を見せない。追われれば追われた分だけ、しっかりと気配を上げてきている。終い重点に追われた先週の坂路調教ではラスト1F11秒台を叩き出した。ここでしっかり負荷を掛けたことで、今週は更に良くなった姿を見せてくるだろう。いい状態で始動戦に臨めそうだ。
ラブリーデイ(牡6、栗東・池江)は、昨年の宝塚記念と天皇賞・秋を制している。ジャパンCで3着、有馬記念では5着に終わったが、距離の長さとフル稼働してきた疲れを考えれば上出来以上のパフォーマンス。しっかりリフレッシュし、ベストの距離と言える今回はまず勝ち負けに絡んでこよう。1週前のウッド追いでは牝馬2冠ミッキークイーンを相手に脚色優勢で追走先着を果たした。さっそく力をフルに出せる状態にありそうだ。
昨年の菊花賞馬キタサンブラック(牡4、栗東・清水久)がここから始動する。3000mのGIウィナーだが、スプリングS勝ちに皐月賞での3着があり、今回の距離でもなんなく力を出してくるはず。マイペースならとにかく渋太い馬で、メンバー構成的にあっさり主導権が握れそうなのも好材料だ。昨年秋は激戦続きだったが、中間の休養でしっかり癒えたようで帰厩後はウッドでいい動きを連発している。2週前、1週前と7Fから時計を出すハードな内容が続いたが、終いに豪快な伸びを披露できており、ほぼ万全に仕上がりつつあると見ていい。
ヌーヴォレコルト(牝5、美浦・斎藤誠)は、4カ月ぶりの一戦。昨年後半は大外枠に泣いたエリザベス女王杯でクビ差の2着、そして年末の香港Cでは初の海外遠征を苦にせずエイシンヒカリの2着と勝ち鞍にこそ恵まれなかったが、レベルの高い走りを続けてきた。昨年の始動戦だった中山記念を快勝したように、休み明けは苦にしないタイプ。海外帰りで調整に難しさがあったかも知れないが、それを差し引いても上位争いに顔を出すことは間違いないだろう。2週前追いで気合いを入れられた効果で、先週の稽古では併せたオープン馬をまったく相手にしない動きを披露。もう十分に仕上がっており、関西への輸送を控えた今週は流す程度で大丈夫だ。
アンビシャス(牡4、栗東・音無)は前走中山記念でメンバー最速の上がり脚を繰り出し、リアルスティールに先着、勝ち馬ドゥラメンテにクビ差まで迫ってみせた。それも休み明けで、ピークよりやや手前と思えた状態でのパフォーマンス。ひと叩きされての上積みを考えれば、更にメンバー強化の一戦となる今回も好勝負に持ち込んで不思議はない。1週前追いでは、余力を十分残して栗東坂路4F51秒1(強め)と、自己ベストに0秒1まで迫る好時計をマーク。前走では太く見せていた体もすっきりしており、デキに関しては文句なしだと言える。
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