エルウェーウィン死す　

1992年の朝日杯3歳S（GI、芝1600m）などを制したエルウェーウィン（セ26）が死亡したことがJRAの発表で明らかとなった。4月7日の朝、病気のため。

同馬は1992年10月にデビュー。暮れの朝日杯3歳S（当時）ではのちのGI3勝馬ビワハヤヒデをハナ差退け同年の最優秀3歳牡馬の座に就いた。その後は長期休養などもあり約4年間ものあいだ勝ち星から遠ざかるが、1996年11月のアルゼンチン共和国杯（GII、芝2500m）を後方一気の末脚で制し2つめのタイトルを獲得。ラストランとなった1998年6月の鳴尾記念（10着）まで、計40戦を戦い抜いた。引退後はわずかな期間を種牡馬として過ごしたが、2002年に繁殖生活から退くと、以降は北海道白老郡白老町社台333のホースガーデンしらおいにて繋養され余生を送っていた。

▽【エルウェーウィン】
父Caerleon
母Rustic Lace
母父Rusticaro
通算40戦5勝

《重賞勝鞍》
1992年　朝日杯3歳S（GI）
1996年　アルゼンチン共和国杯（GII）

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