おしらせ
【桜花賞】メジャーエンブレム、ジュエラーら有力馬最終追い
4月10日に阪神競馬場で行われる桜花賞(GI、芝1600m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
メジャーエンブレムは、少し馬場のぬかるんだ美浦ウッドで3頭併せを敢行。大きく先行する2頭を追いかけ直線で一気に並びかけるや、豪快な脚どりで瞬く間に相手を置き去りにする圧巻の動きを披露した。時計も5F65秒4-4F50秒0-1F11秒9(強め)と文句なしで、馬にもヤル気がみなぎっている印象だ。1週前にもウッドを5F64秒8-4F49秒8-1F12秒2(一杯)の数字でかけ抜けるパフォーマンスで、もうこれ以上の負荷は必要ないと思えるほど。あとは輸送さえうまくこなせば、まず万全の態勢でレースに臨めるだろう。
ジュエラーは栗東ポリトラックで3歳未勝利相手にスパーリング。ポリトラックだけに時計が出るのは当然としても、5F58秒2-4F48秒6-1F11秒0(強め)は破格の数字。5馬身追いかけた相手を直線瞬く間に捕らえ何ら問題にしなかった。3月末には坂路で4F51秒台を叩き出しており、いくらGI前とはいえ十分過ぎるほど。この馬も文句ない態勢で本番を迎えられそうだ。
栗東坂路で破格の動きを見せつけたのはレッドアヴァンセ。武豊騎手を背に僚馬と併せられ4F51秒8-1F12秒1(強め)をマーク。2馬身追走する形から直線では真一文字に伸びて逆に2馬身突き放して見せた。馬体減を考慮して軽めの調整に終始した1週前とはまさに一変の姿。体もキッチリ戻っているとのことだけに、今回は大きな上積みを見込んでもいいのではないだろうか。
3戦無敗のシンハライトも負けてはいない。レッドアヴァンセ同様、栗東坂路で併せられ2馬身の先着。こちらは池添騎手を背に4F51秒9-1F12秒3(一杯)を叩き出した。追い出すとフワフワする癖があるだけに、ギリギリまで抜け出さず我慢させても良かったように思うが、手応えの差が歴然すぎただけに致し方なし。言い換えればそれだけ体調がいい証拠だろう。無敗の桜花賞馬誕生を期待できるだけの雰囲気にある。
ウインファビラスは主戦の松岡騎手が跨り美浦ウッドで5F69秒6-4F54秒2-1F12秒6(馬なり)を計時。終始持ったままの手応えながら、僚馬に取り付いた際の脚色はひと際目を引いた。前走時は追い不足もたたり結果を残せなかったが、これならば反撃可能と思えるデキだ。1週前にもウッドで6Fの長めを追い切られており、息の持ちも十分。前回の雰囲気とは雲泥の差と言っていいかもしれない。
ソルヴェイグは栗東坂路で単走追い。4F53秒9-1F12秒9(馬なり)と、そう目立つような数字ではなかったが、実に落ち着きがあり、最初は力が上へ上へと逃げていくような頭の高かった走りもスピードに乗るにつれ、重心を低く下げ前へ前へと脚を伸ばした姿に好印象を抱いた。コンスタントに使われてはいるが、引き続き好調キープと見ていいはず。
川島騎手を背に(レースでは川田騎手)栗東ウッドを単走で追われたデンコウアンジュは、直線終い強めに仕掛けられただけで、4F52秒4-1F12秒0をマークした。小気味いいフットワークで迫力も十分。また1週前には同じくウッドで僚馬相手に7Fから追われる猛烈リハを敢行し、6馬身差をひっくり返して見せているように、すこぶる体調は良さそうだ。大一番へ向けキッチリ態勢は整ったと見ていいだろう。
キャンディバローズは菱田騎手を背に栗東坂路で単走追い。4F54秒3-1F12秒7(馬なり)と、感触を確かめる程度の調整だったが、反応鋭くスッと動けていたあたり体調面に不安はなさそう。落ち着きの中にも静かな闘志を宿しているような面持ちで、高いレベルでの好調を維持してレースに臨めそうだ。
ラベンダーヴァレイは栗東ウッドで古馬1600万下相手に追われ5F65秒2-4F49秒8-1F12秒0(強め)をマークした。脚捌きは軽やかで、息遣いも上々の域。1週前には厩舎の先輩フィエロを圧倒しており、20キロ増えていた前走をひと叩きされて確実に上昇カーブを描いている印象だ。
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