おしらせ
【皐月賞】サトノダイヤモンド、マカヒキ、リオンディーズら有力馬最終追い
4月17日に中山競馬場で行われる皐月賞(GI、芝2000m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
3戦無敗のサトノダイヤモンドは、栗東ウッドで準オープン馬エアカミュゼとスパーリングを敢行。稽古駆けすることで有名な相手を6馬身ほど追走する形から直線ではあっという間に相手を捕らえ、楽々と2馬身突き放してみせた。終い重点だったため、6F全体の時計は84秒0(一杯)と、目立つものではないが、前走のきさらぎ賞時も同様だっただけにそう心配する必要はないだろう。これといって悪い部分は見当らず、すこぶる体調は良さそう。ほぼ万全の態勢で当日を迎えられそうだ。
マカヒキは、川田騎手が手綱を取った1週前のウッド調教で実戦並みの猛時計を出しており、これが実質の最終追い。今週は助手騎乗、栗東坂路で単走という調整程度の内容に留まったが、自ら気合いを前面に出し4F52秒7-1F13秒0(馬なり)と、上々の時計で駆け抜けた。前走時にある程度仕上がっていたが、中間に意欲的な内容を消化できたことで、ピークの状態にまで仕上がったと見ていい。
リオンディーズは、M.デムーロ騎手が騎乗し栗東ウッドで馬なり3頭併せという“角居流”の最終追いに臨んだ。序盤は鞍上鞍下の息がぴったり。最後方で絶妙な折り合いを見せると、直線では最内に潜り込み軽快に伸びる。最後は相手2頭それぞれに遅れ入線となったが、手応えはまったくの馬なりでラスト1F11秒8なら問題なし。気性的な部分を考慮して落ち着かせることに終始している感はあるが、前走から一定の上積みはありそうだ。
巻き返しを期したいエアスピネルは、3歳500万下を相手に栗東坂路で猛烈リハ。直線真一文字に伸び、3馬身追いかけた相手を逆に3馬身突き放した。時計は4F53秒9-1F12秒0(一杯)をマーク。1週前にも同じ相手とウッドで長め6Fを追われて堂々先着と、休み明けの前走を1度叩かれて確実に状態アップが見込めそうだ。
マウントロブソンは、T.ベリー騎手を背に美浦ウッドで併せ馬。4Fから時計を出す“堀流”の内容で、力強い伸びから先行した相手2頭に同入のフィニッシュとなっている。相手に脚色では見劣ったあたり、そこまでの上積みは強調できないが日曜追い、最終追いとしっかり負荷を掛けた調教を消化できている点は好感。この馬なりの好調は維持できているようだ。
アドマイヤダイオウは、先週福永騎手が騎乗してのハードな併せ馬を消化。追われて鋭く伸びた好内容の稽古で、激戦だった前走の反動はなく大きく上昇と考えていいだろう。今週は13日にゲート再審査をパス、14日に栗東ウッドで15-15を消化する程度に留まっている。前走で駐立不良のあったゲートは練習、再審査ともにスムーズで問題はなさそう。
ロードクエストは、駆け付けた池添騎手を背に美浦ウッドで3頭併せの最終リハを行った。厩舎の先輩2頭を目標に序盤はゆったりしたペースで進むと、最内に潜り込みグイグイ追われた直線では抜群の加速力を披露。併走相手をあっさり抜き去り、それぞれに3馬身ほどの先着でフィニッシュを果たした。抜け出しても手綱を緩めない意欲的な内容を消化できるのは、体調がいいからこそ。中間もいい動きを見せており、前走からの上積みは相当ありそうだ。
共同通信杯から直行となるディーマジェスティは美浦ウッドを単走で追われ、5F67秒2-1F12秒4(馬なり)をマーク。動きはキビキビしており、脚捌きも軽快そのもの。この中間は再三併せ馬を消化する意欲的な調整過程で、馬自体に活気が満ち溢れている印象だ。文句のない状態で本番を迎えられそう。
京成杯以来3カ月ぶりとなるプロフェットは、栗東坂路で準オープン馬と併せられた。序盤に上々の折り合いを見せ、仕掛けられたラストでは鋭い反応から先行していた相手をパス。2馬身の先着を果たしている。時計は4F53秒6-1F12秒0(一杯)をマーク。帰厩以来、動きにやや鈍さが感じられたが、このひと追いでなんとかいい状態に持ってこれたようだ。
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